【浦和】嬉しいJ1初得点「アキに感謝」。知念哲矢がショルツから掛けられた言葉とは?
知念哲矢。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
3失点で敗れた8月の名古屋戦を反省、「もっとアグレッシブに」とこのチャンスを生かす。
[J1 29節] 浦和 4-1 柏/2022年9月10日19:00/埼玉スタジアム
浦和レッズのDF知念哲矢が柏レイソル戦、今季リーグ7試合目の出場で移籍後初ゴールを決めた。自身にとってもJ1初得点。公式戦ではACL(AFCアジアチャンピオンズリーグ)で2点を決めていて、今季10試合・3ゴール。
「(セットプレーは)今日の試合で狙っていたところでもあり、ゴールにつながって良かったです。本当に明本(考浩)選手に感謝しています。アキにはありがとうと伝えました」
岩波拓也の欠場により、リーグ戦では8月6日の名古屋グランパス戦以来の出場に。その試合は0-3で落としていて、「もっとアグレッシブにプレーしようとあの試合後に反省して、今日チャンスが来たので、どんどんチャレンジしたことが結果につながりました」。
また、センターバックのコンビを組んだアレクサンダー・ショルツからは「後ろは任せろ」と声を掛けられたそうだ。
「『オレがカバーする。好きにしていいぞ!』と言ってくれて、とてもやりやすかったです」
持ち味である思い切ったプレッシングでボールを奪い、ビルドアップの起点としても機能。後半は明本の後方のスペースをよりケアしながら、相手に主導権を渡すことなく、終盤に1失点を喫したものの4-1の大勝に導いた。
「チームとしてすごく大変な状況ですが、個人的には大きなチャンスで、いい流れが来ています。連勝して(中断期間に迎える)ルヴァンカップ準決勝へ、いい流れを作っていきたいです」
今季FC琉球から加入した24歳のセンターバックが、チームにとっても、自身にとっても、大きな自信につなげる1勝をもたらした。
【注目記事】
・【柏】浦和戦4失点大敗、ネルシーニョ監督が大激怒「まるでレアル・マドリードと対戦するようにリスペクトしすぎだった」
・【日本代表】カタールW杯の26人枠「当落」予想。川辺駿、三好康児、旗手怜央に逆転のチャンス!9月シリーズ招集か[毎週更新]
・【Jリーグ入場料収入 増減ランキング】1位は鳥栖2.5億円増!2位名古屋、3位浦和、4位FC東京…。松本10位、新潟12位、大宮13位、仙台14位と健闘