【W杯 日本代表】エースの風格、上田綺世が高難度ジャンプヘッドでチーム最多6点目!セルクル・ブルージュ、ルーヴェンに2-1勝利
上田綺世。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
チームも10位浮上、プレーオフ圏と勝点で並ぶ。
[ベルギー1部 9節] セルクル・ブルージュ 2-1 ルーヴェン/2022年11月5日18:00(日本時間6日2:00)/ヤン・ブレイデルスタディオン
ベルギー1部リーグ、セルクル・ブルージュの日本代表FW上田綺世がホームでのOHルーヴェン戦、センターフォワードで先発出場し、先制ゴールを決めた。これがチーム最多となる今季リーグ6点目。試合は一時追いつかれたものの90+1分にクリスチャン・ラヴィッチが決勝点を奪い、2-1で勝利を収めた。
上田はケヴィン・デンケイとの2トップで臨む。迎えた36分、ティボ・サマーズの右クロスを、これぞストライカーと言える高いジャンプヘッドで大型ディフェンダーに競り勝って合わせ、ゴールネットを揺らしてみせた。
その後同点に追い付かれて、上田は80分で交代に。すると90+1分、セットプレーからゴール前にこぼれたボールを、駆け込んだラヴィッチがねじ込み、これが決勝点になった。
上田はリーグ16試合・6得点。最近5試合で4ゴール。デンケイを抜いてチーム最多得点となり、エースの風格が漂う活躍ぶりを見せる。
カタール・ワールドカップ(W杯)の日本代表に選ばれた上田がフィットしてきたセルクル・ブルージュは、これで6勝4分6敗の勝点22で暫定10位。プレーオフ圏の8位と勝点で並んだ。一時期は降格圏にいたが、チーム全体で進化を遂げている。
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