三笘薫が狼を襲う。ヘッド弾、先制&決勝ゴール起点、相手にレッドカード…ウルブスにブライトン3-2勝利
ブライトンの三笘薫がウルブス戦、1ゴールなど全3得点に絡む大活躍。 (Photo by Mike Hewitt/Getty Images)
全ゴールに絡む。文句なしのパフォーマンスで連勝に貢献。
[プレミアリーグ 15節] ウルブス 2-3 ブライトン/2022年11月5日15:00(日本時間6日0:00)/モリニュー・スタジアム
イングランド・プレミアリーグ15節、ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFCの日本代表MF三笘薫がウルヴァーハンプトン・ワンダラーズFC戦で2試合連続で先発出場し、前半終了間際にヘディングで値千金の同点ゴールを決めてみせた。さらに先制点と3点目の起点になって大活躍。試合はブライトンが3-2で勝点3を獲得し、リーグ2連勝に。
ブライトンは前節に続いて4-2-3-1を採用し、ベルギー代表レアンドロ・トロサールがセンターフォワード、三笘が左MFに入りスタートする。立ち上がりからボールを保持して敵陣で試合を進め、10分、三笘が起点となりアダム・ララーナのゴールで先制。しかし、そのあと2失点を喫して一時逆転を許してしまう。
すると42分、右サイドからのクロスを、大外のオフサイドラインぎりぎりで抜けた三笘のジャンプヘッドがさく裂! ボールはゴールネットに吸い込まれ2-2に。さらに前半終了間際、三笘の突破をファウルで止めたネルソン・セメドにレッドカードが提示される。
後半は数的優位に立ったブライトンが一方的に攻める。ただ10人でゴール前を固めるウルブスに手を焼き、交代出場の選手も攻め急いでしまい三笘にいい形でボールが入る機会が減ってしまう。
それでも83分、三笘が持ち味である鋭利な突破からゴールラインぎりぎりまで抉り、そのクロスから中央を経由し、最後はパスカル・グロスが決めて3-2と勝ち越す。
三笘は90分、ジェル・フェルトマンと交代。アウェーチームが3-2で逃げ切ってみせた。
ウルブス(狼)に襲い掛かるように――。日本代表アタッカーが1ゴールなど全3ゴールに絡む圧巻のパフォーマンスを見せた。
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