日本代表MF遠藤航がCL初先発へ! 30日早朝リバプール vs PSV戦、スロット監督「あまりプレーしていない選手が90分間プレーするのは非常に有益」
遠藤航。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
リーグフェーズ1or2位でのベスト16自動進出が確定。主力は遠征に帯同せず。
[CL LF8節]PSV – リバプール/2024年1月30日(現地29日)/フィリップス・スタディオン
UEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ(LF)最終第8戦、7連勝で首位に立つイングランド・プレミアリーグのリバプールFCが日本時間1月30日5時から、アウェーでPSVアイントホーフェンと対戦する。
LF1位か2位でのベスト16入りを確定させている(ベスト8までが自動進出)リバプールは、モハメド・サラー、ルイス・ディアス、フィルジル・ファン・ダイク、そしてライアン・フラーフェンベルフら主力が遠征に帯同せず。サッカー日本代表MF遠藤航(Wataru ENDO)はメンバー入りし、ボランチかセンターバックでの先発出場が濃厚だ。
オランダ入りしているアルネ・スロット監督は試合前の公式記者会見で、「明日プレーする選手たちのクオリティーはよく分かっています。ヨーロッパの他チームと同様、私たちは何試合も何試合も戦ってきたなか、選手たちは常に準備ができています」と、ローテーションで送り出す選手たちに自信があると胸を張った。
また、「(欧州チャンピオンズリーグ(CL)の)この新しいフォーマットを理解するのには少し時間がかかりました」と指揮官は明かし、「1位か2位が確定し、3位に落ちることはない。だからと言って『負けて何か良かったことを見たことがない』のであり、明日の試合は負けるつもりで臨むつもりは一切ありません」と必勝を期す。ただ、8位までがベスト16に自動進出できて、その順位によって有利・不利があるのか……など、いろいろ確認したうえで、この一戦に臨むということだ。
「13人、14人が主なメンバーとして先発してきたが、あまりプレーしていない選手が90分間プレーすることは非常に有益で、もしもケガ人が出たとしても、その選手たちは試合のリズムを掴めている。長期的な視野に立った選択です」
近年のプレミアリーグはシーズン終盤に主力が離脱したチームが一気に成績を落としてきた。遠藤はボランチやCBのクローザー役に加え、ここからシーズン終盤、スクランブルに備えたメンバーとしてもスタンバイすることになる。
一方のPSVは19位で、9位から24位までのプレーオフ進出を決められずにいる。ただし今回敗れても24位以内になる可能性はある。
遠藤のCL初先発なるか――。そのパフォーマンスにも注目が集まる。
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リバプールはこのPSV戦のあとプレミアリーグで、日本時間2月1日24時からアウェーでAFCボーンマスと対戦する。