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【FC大阪】最終節「1万2183人」集客、来季J3昇格を決める!MIO滋賀と引き分けJFL2位でフィニッシュ

写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

奈良クラブとともに入会、来季Jリーグ60クラブに。

[JFL 30節] FC大阪 1-1 滋賀 /2022年11月20日14:00/東大阪市花園ラグビー場第1グラウンド 

 JFL(日本フットボールリーグ)のFC大阪が11月20日、ホーム最終戦のMIOびわこ滋賀戦で1万2183人の動員を記録、試合は1-1で引き分けて2位で終え、来季のJ3昇格を決めた。大阪府から3チーム目のJクラブが誕生。また、Jリーグが理想として上限に設定していた60クラブに到達する。

 FC大阪は準会員にあたる「Jリーグ百年構想クラブ」のJ3昇格条件であるJFL4位以内を確定。あとは1シーズンの平均入場者数「2000人」達成するため、この最終節でホームゲームで「3732人以上」を必要としていた。

 J3リーグ昇格基準である観客数を満たすため、様々なイベントなど展開。大阪の吉村洋文知事が来場し、キックインセレモニーを行った。また試合開催前の吉村知事や本田圭佑のSNSでの発信もあって、話題を集めた。

 首位に立っていた奈良クラブは先にこの目標を達成。そして奈良と勝点で並ぶ2位につけていたFC大阪は、東大阪市花園ラグビー場第1グラウンドで試合を開催し、1万2000人以上を集めた。そして0-1で迎えた81分に宇高魁人のゴールで追い付くと、その後も最後まで攻め続けて、1-1で引き分けた。奈良クラブもソニー仙台と引き分けたため、2位で来季のJ3昇格を決めた。

 J3加入の審査項目は次の通り。

■J3入会審査項目
・入会直前年度のJFLのリーグ戦におけるホームゲームの1試合平均入場者数が2,000人を超えており、かつ3,000人に到達することを目指して努力していると認められること

・入会直前年度における年間事業収入が1.5億円以上になると、合理的に見込まれること

・入会直前年度の期末決算において、債務超過ではないことが合理的に見込まれること

・入会直前年度のJFLのリーグ戦における最終順位が4位以内であり、かつ、JFLに属する百年構想クラブのうち、上位2クラブに入っていること

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