【鹿島】エヴェラウド退団へ、バイーアが「契約に合意」。2020年J1得点ランク2位のブラジル人ストライカー
エヴェラウド。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
横浜F・マリノスと同じシティ・グループへ仲間入り。3年契約か。
J1リーグ鹿島アントラーズのブラジル人FWエヴェラウド(Everaldo Stum)が、ブラジル・セリエA(1部)復帰を果たしたECバイーアに移籍することが決定的となった。これまでも噂されてきたなか、現地メディア『ファナティコス』が現地12月24日に獲得合意に至ったと報じた。
同メディアは12月21日、バイーアがエヴェラウドの獲得に向けて「交渉を進めている」として、数日以内に決定する可能性があるとレポートしていた。そうしたなか、移籍を専門とするジャーナリストのヴェネ・カサグランデ氏(@venecasagrande)が「バイーアが3年契約でエヴェラウドと契約。鹿島アントラーズは契約解除に合意した」として、間もなくメディカルチェックをうけるという。この情報などを、同メディアも伝えている。
加入1年目の2020シーズンはリーグ2位となる18ゴールを記録。2022シーズンはJ1リーグ19試合・5得点だった。
バイーアは1部復帰を果たすとともに、横浜F・マリノスもその一員である、シティ・フットボール・グループの傘下に加わった。実に約10億レアル(約256億円)が投資され、すでに思い切った補強策が進められていた。
結果的に、ちょうどコロナ禍の厳しい3年間を戦い、多くの不自由を強いられた。そのなかでサイドもこなせるストライカーは、鹿島の選手の間でも人望を集めていった。記憶にも残るFWエヴェラウドが2019年にシャペコエンセでプレーして以来の母国復帰を果たす。
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