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【浦和】江坂任の蔚山現代への移籍が正式に決定「誰も知らないところで、サッカー選手としても、人としてもまだ成長できるのではないかと決断」。Jリーグ勢とACLで対戦へ!

浦和の江坂任。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

全北現代へ移籍する天野純の穴を埋める――。

 サッカー日本代表(SAMURAI BLUE)でもプレーしているJ1リーグ浦和レッズのMF江坂任が12月26日、韓国Kリーグの蔚山現代FCに移籍することが正式に発表された。

 江坂は浦和を通じて、次のようにコメントしている。

「このたび、Kリーグ1蔚山現代FCに移籍することになりました。クラブの目標を達成できなかったこと、力になれなかったことが残念で、心残りで、ファン・サポーターの皆さまには申し訳なく思っております。

 しかし、いちサッカー選手として、Kリーグチャンピオンからのオファーはありがたく、新たな地そして誰も知らないところで、自分がサッカー選手としても、人としてもまだ成長できるのではないかと思い、決断しました。1年半という短い期間でしたが、レッズのファン・サポーターとともに闘えたことは自分の誇りです。 

 これからも応援してくれたらありがたいですし、その中で成長した姿を見せられるようチャレンジしてきます。ありがとうございました」

 蔚山には2022シーズン、横浜F・マリノスから天野純が期限付き移籍でプレーし、リーグ制覇に貢献。ただ2023シーズン、全北現代モータースにレンタルされることになり、その後釜として白羽の矢が立った。

 江坂は2022シーズン、リーグ30試合・2得点・1アシストを記録。森保一監督の率いる日本代表にも招集され、2021年3月の韓国代表戦で途中出場から国際Aマッチデビューを果たし、遠藤航のゴールをアシストしている。国際Aマッチは1試合出場。

 蔚山現代は来季のACL(アジアチャンピオンズリーグ)の出場権を獲得。Jリーグ勢との対戦も実現する。さらに浦和がACLを制覇すれば、2023-24シーズンに対戦する可能性も出てくる。

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