【昌平】鹿島内定のDF津久井佳祐、前橋育英との大一番へ「チャレンジャー精神でぶつかる」近江に3-1勝利を収め3回戦へ│高校サッカー選手権
津久井佳祐。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
「昌平らしいサッカーができるように。しっかり盛り上げていきます」
[全国高校サッカー選手権 2回戦] 昌平 3-1 近江/2022年12月31日12:05/NACK5スタジアム大宮
全国高校サッカー選手権2回戦、昌平(埼玉)が近江(滋賀)に3-1の勝利を収めた。その一戦、鹿島アントラーズへの加入が内定している津久井佳祐がセンターバックとしてフル出場し、粘り強い守備とクレバーな判断力で勝利をもたらし、チームを3回戦・前橋育英戦へと進めた。
足を痛めているものの痛み止めを服用して試合に臨み、「アドレナリンが出ているので、全く問題ありません。インターハイでの悔しさが痛みを上回っています」と闘争心を全面に出して戦った。
テクニックとパワーのある2列目をはじめ前線が持ち味を発揮できるように、「前めの選手は切り替えが早く、守備がいいです。昌平の前めはすごいです」と胸を張り、そのサポートを心掛けた。そして近江の中央の固い守備に苦戦したものの、途中からその隙を見出して、全員で突破口を切り開いてみせた。
3回戦はインターハイ王者であり今年度の高円宮杯U-18プレミアリーグ6位に入った前橋育英と対戦する。石川穂高とのセンターバックで、高校選抜でもともに戦った高足善や小池直矢との対戦を「楽しみにしています。チャレンジャー精神でぶつかりにいきます」と意気込みを示した。
またここからキャプテンとして、どのようなことを心掛けるか。津久井は、チームとして全ての力を出し切ることに意識を集中させる。
「勝ち上がるにつれて、相手が強くなります。そこでしっかり自分たちで盛り上げながら、緊張はきっとするものですが、昌平らしいサッカーをできるように。それをどう克服するかが自分の役目でもあります。しっかり盛り上げていきます」
この大舞台で、前橋育英と浦和駒場で対戦できる。その2023年最初に迎える“大一番”を、昌平を支えるキャプテン津久井は楽しみにしていた。
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