週給1400万円!! 日本代表MF鎌田大地がトッテナムからオファーか。しかし現時点での本命は…
鎌田大地。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
スパーズ行きは再び噂が先行!?
イングランド・プレミアリーグのトッテナム・ホットスパーFCが、日本代表MF鎌田大地(KAMADA Daichi)の獲得を今度こそ本格的に検討している!? この2年ほど移籍の時期の“風物詩”になりつつある鎌田のスパーズ行きの噂。今度こそ実現するか――。
イングランド代表ハリー・ケイン、韓国代表ソン・フンミン、ブラジル代表リシャルリソンと世界最強と言える前線を揃えるなか、アントニオ・コンテ監督率いるトッテナムの課題は中盤にあると言われてきた。鎌田の噂は2年前からあった。しかし昨年もウルグアイ代表ロドリゴ・ベンタンクール、マリ代表イヴ・ビスマを獲得したなか、結局、日本代表MF獲得へ正式オファーは出されなかった。
アイントラハト・フランクフルトとは2022-23シーズンで契約満了を迎える鎌田は、フリートランスファーとなって新天地を見つける可能性が高まっていると言われる。これまでのところ、すでにボルシア・ドルトムントが、具体的なオファーを出していると報じられてきた。
そうしたなかカタール・ワールドカップ(W杯)でも活躍した26歳のアタッカーについて、『チームトーク』は1月3日、「トッテナムが“大口オファー”を出している」と報じた。なんと週給9万ポンド(約1400万円)で迎える準備をしているというのだ。
しかし、これはドイツメディア『ビルド』の情報を引用したもの。スパーズが獲得を強く希望していると強調。そして、この金額だが、『ビルド』が「FCバルセロナも、トッテナムも、ドルトムントも、フランクフルトの倍以上のサラリーを準備できる」とレポートしたのを受けて、相場から計算したものだ。
もちろん水面下で交渉が進んでいることはあり得る。まさにこの移籍金が安くなる、あるいはフリーになるタイミングでの獲得のチャンスを狙っていた可能性もある。それでも、やはり噂が先行している状況とも見受けられる。現時点では、ドルトムントがより具体的な動きを見せているようだが……。
ただ、豪華な前線と鎌田が調和し、さらに強烈なアタックを繰り出していく。そんなトッテナムをぜひ見たいと、多くのファンが望んでいるはずだ。