「噴火楽しみにしてるよ桜島」藤本憲明がJ3鹿児島に復帰、昨季まで神戸で在籍…“新国立ファーストゴール”天皇杯で優勝決定弾
神戸での藤本憲明(2020年元日・天皇杯決勝より)。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
「以前鹿児島にいた自分とは比べ物にならないくらいの経験をしてきました」
J1リーグのヴィッセル神戸に2022シーズンまで在籍したFW藤本憲明が1月24日、J3リーグの鹿児島ユナイテッドFCに加入することが決定した。当時JFL(日本フットボールリーグ)の佐川印刷SC、佐川印刷京都SC(現・SP京都FC)でプレーし、2016年、J3入りした鹿児島に加わり、1年目15ゴール、2年目24ゴールと結果を残して、その後のステップアップにつなげた。神戸には2019年から5シーズン在籍し、2020年元日の天皇杯決勝で新国立競技場ファーストゴールを決めて鹿島アントラーズに2-0の勝利を収め、クラブ初の主要タイトルをもたらした。
藤本は鹿児島を通じて、次のようにコメントしている。
「ヴィッセル神戸から移籍しました藤本憲明です。
まずは、2016年もそうでしたがチームがない自分に手を差し伸べてくれたクラブには、わっぜ感謝しています。ここまで自分がやってこれたのも、大分トリニータ、ヴィッセル神戸、清水エスパルスに関わってくれた人たちのおかげです。
去年までは一人の鹿児島サポーターでした。今シーズンは一緒に戦い、一緒に喜び、時には悔しい思いもするかもしれませんが選手とサポーターはひとつです。以前鹿児島にいた自分とは比べ物にならないくらいの経験をしてきました。
その全ての経験をこのチームが勝つためにどんな時でも活かしていきたい。鹿児島ユナイテッドFCはもっと強く、もっと大きく、もっと盛り上がって、もっと愛されるクラブになるべきです。その為にも『昇格』これは絶対です。どれだけ遠回りをしてもここに辿り着きます。
毎試合スタジアムが満員で盛り上がるように頑張ります。
ここまで読んでくれたあなた。
完全に藤本憲明ファンです。
『NORI』のユニフォームを着て、スタジアムや家からでもたくさんの応援よろしくお願いします。鹿児島をもっとひとつに。
藤本憲明」
また、藤本は自身のツイッター(@Noriaki_mrak)で、「ただいま、鹿児島 噴火楽しみにしてるよ桜島 また盛りあがろう アツいアツい鹿児島サポーターに会えるのが楽しみで震えてますはじめましての人もよろしくお願いします」と火山の絵文字も入れて決意を示している。