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【神戸】GK補強は振り出し!?ブラジル代表ウーゴ・ソウザの獲得失敗か「CL狙う逸材、欧州優先」

GKウーゴ・ソウザ。(Photo by Wagner Meier/Getty Images)

23歳の大型守護神、菅原由勢の所属するAZも関心を示す。

 ブラジル1部(セリエA)CRフラメンゴが、J1リーグ・ヴィッセル神戸からのブラジル人GKウーゴ・ソウザ(Hugo Souza)へのオファーを断ったという。ブラジルメディア『グローボ』が12月19日に報じた。

 23歳のウーゴ・ソウザは199センチの大型ゴールキーパーで、2018年にはカタール・ワールドカップ(W杯)後に退任を発表したチッチ監督のもとブラジル代表にも選出された逸材だ(出場機会は得られず)。フラメンゴで2022シーズン、ブラジル1部リーグ15試合など公式戦通算31試合に出場している。

 記事によると、フラメンゴと仲介人が、ソウザにとっては「新しい空気を吸うこと」が次のステップに向かうためには重要だという点で考えを一致。そうしたなか神戸から1年のレンタル、プラス買い取りオプションのオファーが届いたが、フラメンゴはその条件では呑めないと「拒否」したそうだ。

 将来的にはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)に出場するチームでのプレーを目指していて、もしも同様の「レンタル+オプション」であれば、欧州のリーグを優先すべきだという方針だ。

 日本代表にも選ばれてきた菅原由勢が所属しているオランダ1部のAZアルクマール、ポルトガル1部GDエストリル・プライアが、この将来のセレソン候補に興味を示しているという。いずれも正式オファーは届いていないが、エストリルは夏に一度打診していたそうだ。

 果たして、神戸が条件を改めて再オファーを出すのか。ただ状況的には、劣勢になってしまったようだ。飯倉大樹の抜けた穴は、どのように埋めるのか!?

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