×

守備崩壊シャルケ、吉田麻也の新相棒でありライバルを緊急補強。DFモリッツ・イェンツをロリアンから獲得、今季はセルティックでプレー

吉田麻也。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

「以前から注目していた」タレントで、買取オプション付き。

 ドイツ・ブンデスリーガ1部シャルケ04は1月26日、23歳のドイツ人DFモリッツ・イェンツ(Moritz Jenz)をフランス1部FCロリアンから期限付き移籍で獲得した。移籍期間は2022-23シーズン末までで、買取オプションがつく。今季はスコットランド1部のセルティックFCに貸し出されていたが、カタール・ワールドカップ(W杯)の中断明けからは控えに回っていた。背番号は「25」。

 イェンツはベルリン出身の190センチあるセンターバック。セルティックでは2022-2023シーズン、スコットランド1部11試合、UEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)6試合など、公式戦トータル19試合に出場していた。

 シャルケのスポーツ部門責任者ペーター・クネーベル氏は次のように歓迎している。

「モリッツはチャンピオンズリーグなどでそのクオリティを証明してきました。スピードがあり創造性を備えた強力なセンターバックと契約できました。私たちは夏からモリッツに注目していて、今回移籍が実現できて嬉しいです。モリッツには大きな可能性を感じています。二つの特長があり、1対1の強さとスピード、そしてパスワークにも関与できます」

 カタールW杯明けはリーグ2連敗で、先日のRBライプツィヒ戦は上月壮一郎のリーグ初ゴールが生まれたものの1-6で大敗。いずれもフル出場していた日本代表DF吉田麻也だが、地元メディア『ルール24』はライプツィヒ戦の採点で「CBの連係が全くとれていなかった」とワーストの『6点』(1が最高、6が最低)をつけていた。イェンツは吉田の新相棒でありライバルとなり、早ければ29日の1FC.ケルン戦から出場が可能になる。

Ads

Ads