【浦和】大ケガを乗り越え犬飼智也が完全復活へ「改めてサッカーはきついなと。でも、やっぱり楽しい」
犬飼智也。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
開幕へ戦闘モードに突入、「チームに求めるレベルが上がってきている」
J1リーグ浦和レッズのDF犬飼智也が2月6日に取材に応じ、鹿島アントラーズから加入2年目、マチェイ・スコルジャ新監督のもとで迎える戦いに決意を示した。
今年30歳になるセンターバックは、昨季開幕直後に左ヒザの大ケガを負い、手術とリハビリのため長期離脱を強いられた。
苦しい時間を経て、むしろフィジカル強度はアップ。このオフは西大伍らとかなり追い込んだ自主トレーニングも実施してきた。またケガ予防や疲労からの回復のため、一段と体のケアについて心掛け、「練習前の準備の時間など長くなってきました」と言う。
シーズン開幕を前に次第に、そして順調にコンディションを高めている。先日はいわてFCとのトレーニングマッチにも臨み、「改めてサッカーはきついな思いました(笑)。でも、やっぱり楽しいですね」と頷く。
そうした段階を踏んでいきながら、周囲について「チームに求めるレベルが上がってきていると実感しています」と、戦闘モードに突入している。
昨季は負傷を負った4月の北海道コンサドーレ札幌戦までリーグ6試合に出場。そこからは公式戦出場を果たせなかった。開幕は2月18日のアウェーでのFC東京戦。このエンブレムをつけて戦う覚悟を示すため、レッズのワンちゃんは、闘志を燃やしている。