【W杯ランキング集】吉田が総合、長谷部が敵陣で1位│ボール回収数
ベルギー戦で先発した日本代表のイレブン。写真:新井賢一/(C)Kenichi ARAI
相手との駆け引きからマイボールにしていたのは――。
FIFA(国際サッカー連盟)がまとめたワールドカップ・ロシア大会での日本代表の「ボール回収数(マイボールにした回数)」をランキングにした。
相手ボールや、空中戦など相手とイーブンだったボールを奪った回数。トータル(総合)1位は吉田の34回で、2位の酒井宏を15回も上回り唯一の30回台。長谷部、長友が続いた。
一方、相手陣内に限定すると、長谷部が7回でトップ。蓄積された豊富な経験を生かした「読み」で、相手より先にボールを収めていた。長谷部が重宝されてきたことが分かるデータだ。
自陣ではやはり4バックが上位に。乾が7位の10回と、守備面でも貢献していたことが分かる。長友との連携により、何度か上手くボールを奪えていた。
相手との様々な駆け引きのなかで、吉田、長谷部がボールを奪うととともに起点になっていた――このデータからは、そんな今大会の役割と貢献が浮かび上がる。
▽ボール回収
順位 名前 回数
1位 吉田麻也 34
2位 酒井宏樹 19
3位 長谷部誠 18
3位 長友佑都 18
5位 昌子 源 17
6位 柴崎 岳 16
7位 乾 貴士 12
8位 原口元気 7
9位 山口 蛍 6
10位 槙野智章 4
▽ボール回収・敵陣(相手ハーフコート)
順位 名前 回数
1位 長谷部誠 7
2位 長友佑都 4
3位 岡崎慎司 2
3位 乾 貴士 2
3位 柴崎 岳 2
3位 原口元気 2
3位 酒井宏樹 2
3位 昌子 源 2
3位 吉田麻也 2
3位 香川真司 2
▽ボール回収/自陣
順位 名前 回数
1位 吉田麻也 32
2位 酒井宏樹 17
3位 昌子 源 15
4位 長友佑都 14
4位 柴崎 岳 14
6位 長谷部誠 11
7位 乾 貴士 10
8位 原口元気 5
9位 山口 蛍 5
10位 槙野智章 4