マンチェスター・ユナイテッド、鎌田大地の獲得へ「苦悩」。今冬に補強を検討したが…
鎌田大地。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
今年の夏、フリートランスファーに。ドルトムントと「口頭合意」か。
イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドが、獲得を検討してきた日本代表MF鎌田大地(KAMADA Daichi)を逃しそうで「苦悩」している――!?
『スポーツケーダ』は2月26日、マンチェスター・Uの最新の移籍情報をまとめ「赤い悪魔が鎌田大地に苦悩中」と現状をレポートした。
ユナイテッドはこの冬の移籍市場の終盤、クリスティアン・エリクセンの負傷離脱に伴い、セントラルハーフを担えるタレントの緊急補強に動いた。そして28歳のオーストリア代表MFマルセル・ザビッツァーをバイエルン・ミュンヘンから電撃で獲得。その際、候補に浮上したもう一人がアイントラハト・フランクフルトの鎌田だった。
そのため今後のサビッツァーの稼働状況、エリクセンの状態などによっては、次の夏にフリートランスファーになる鎌田の獲得もあり得ると言われてきた。むしろフリーになるそのタイミングを待ったのでは!? とも噂されていた。
しかし先週末から、鎌田とボルシア・ドルトムントが来季加入へ「口頭合意」に至ったと報じられてきた。まだマンチェスター・Uをはじめ複数のプレミアリーグ勢もあきらめておらず、“決定”ではないということだが、獲得レースに大きな動きがあったようである。
カラバオカップを制したマンチェスター・Uが次に狙うのがプレミアリーグでの覇権奪回、そしてUEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)での復権。エリック・テン・ハフ監督のもと血の入れ替えも進み、野心溢れる集団になりつつあるなか、26歳の日本人ミッドフィルダーに改めて白羽の矢が立つことはあるのだろうか。