「全く病んでないのでご心配なく笑」日本代表GK権田修一が一部清水ファンの心無い投稿に落胆
権田修一。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
「俺もそろそろ我慢限界よ?」と漏らす。
J2リーグ清水エスパルスの日本代表GK権田修一が3月3日に34歳の誕生日を迎えた。するとSNSの自身のアカウントに心無いメッセージが届いていることを明かし、自身のツイッター(@gonchan20)でついに本音を漏らした。
まず4日。3シーズン目を迎えた守護神は「素性明かさず俺にメッセージ送って満足かもだけど、俺は相手が誰か分からない。だから本気で応援してる人には謝るけど、俺もそろそろ我慢限界よ?」と発信した。
これに対し、多くの清水サポーターやファン、さらには他クラブのファンも加わり、権田を応援していること、そのように素性も分からないことを“悪用”しネガティブな発信をしたり足を引っ張る者はファンでもサポーターでもないこと、権田のようなゴールキーパーになりたいと思っている子もたくさんいること――などを伝えている。
そして6日、改めて次のように投稿した。
「もちろん降格がキャプテンだった自分の責任なのは重々理解しています。長崎戦は水戸戦、岡山戦後のメッセージに応えて挨拶に行かないつもりでしたが、中には応援してくれる人も居るのでその人達の為に行かせて下さい。ちなみに全く病んでないのでご心配なく笑」
カタール・ワールドカップ(W杯)日本代表のゴールを守ったビッグセーバーだが、しかし清水ではJ2降格を経験。そして1年でのJ1復帰を目指す新シーズン、これまで3連続ドローと勝利がなく、14位とスタートダッシュに失敗した。
そうしたなか権田は、本当のファンのために闘いたいと誓っている。
清水は8日にアウェーでのルヴァンカップ川崎フロンターレ戦、12日にホームでのリーグ4節・大分トリニータ戦に臨む。