【浦和】1階→2階へ。ビジター応援席の変更を受けて名古屋と協議「皆さまの思いが選手たちに届く最善の環境を整えるべく」
豊田スタジアム(C)SAKANOWA
「サポート環境に様々な変更(傾斜の大きさや入退場口の変更)」
J1リーグの浦和レッズは3月19日、4月9日に行われる7節の名古屋グランパス戦(15:00開始、豊田スタジアム)で、ビジター(アウェー)応援席が2階席の一部になったことについて、その変更を求めて名古屋サイドと協議しているとクラブ公式サイトで報告した。
同カードのチケットは3月18日に販売がスタート。豊田スタジアムでの応援エリアが変更されたという。
「今シーズンより、名古屋グランパス様のホームゲームではさまざまな運用変更が行われており、その一環として1階席が全てホーム指定席となり、ビジター応援エリアが1階席から2階席へと変更されております」
そこでクラブは“改善”を求めているという。
「それに伴い、浦和レッズのファン・サポーターの皆さまのサポート環境に様々な変更(傾斜の大きさや入退場口の変更)が生じております。試合当日、皆さまの思いがピッチ、そして選手たちに届く最善の環境を整えるべく、名古屋グランパス様とは引き続き協議を行ってまいります」
また一方で、「ご来場を予定されているファン・サポーターの皆さまにおかれましては、安心・安全な試合運営の実現に、ご理解とご協力の程、よろしくお願い申し上げます」とも呼び掛けている。
コロナ禍を経て、応援に関する面でも「クラブ主導」の動きが進んでいる。それが新たな時代なのか、あるいはJリーグ30年の歴史を否定することにもなるのか。少なからずリスクを伴う要素も含まれるだけに、この傾向と推移を見守っていきたい。