久保建英がバー直撃弾など2度決定機もビジャレアルに敗戦。「開始20分は良かったが…」ソシエダ監督も落胆

0-2で敗れたものの4位キープ。

[スペイン１部 27節] ビジャレアル 2-0 R・ソシエダ／2023年４月２日17:30（日本時間１日1:30）／エスタディオ・デ・ラ・セラミカ

　スペイン１部レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英が古巣であるビジャレアルCF戦でFWとして先発出場し、クロスバーを叩くなど二度の決定的なシュートを放ったものの得点できなかった。前節エルチェCF戦で勝利したレアル・ソシエダだが、今回0-2で敗れて勢いに乗ることはできなかった。

　日本代表の３月シリーズの活動を終えた久保はチームに合流、アレクサンデル・セルロートとの２トップで先発した。すると右サイドに流れてのカットインから、前半と後半にビッグチャンスを作る。しかしGKアレックス・レミロの好セーブ、そしてバー直撃と、いずれもモノにできなかった。

　久保は71分で交代に。すると77分にダニエル・パレホのPK、さらに81分にはニコラス・ジャクソンにも決められ、アウェーチームは0-2で完敗を喫した。

　レアル・ソシエダのイマノル・アルグアシル監督は試合後の記者会見で、「最初の20分間は、私たちも良く、チャンスを作り出せました。そのあと相手のほうが良かったです。ボールが上手く入っていかなかったが、そのなかで彼らはチャンスを生かしました」と振り返った。

　チームはリーグ戦、14勝６分７敗（35得点・26失点）の勝点48で４位。次節は日本時間４月９日１時30分から、14位のヘタフェCFとホームで対戦する。