【カターレ富山】今季こそJ2復帰だ!昨季の営業費用は8億3700万円、1億6000万円赤字。人件費と運営費など大幅増で
カターレ富山のエンブレム。(C)SAKANOWA
2022シーズンの決算承認。
J3リーグのカターレ富山は4月20日の16回定時株主総会で2022シーズン(16期:2022年2月1日~2023年1月31日)の決算、任期満了に伴う取締役12人、監査役2人の選任の3案を承認した。
同期の営業収益は、スポンサー収入、物販収入、アカデミー収入がJ3降格後過去最高を記録。前年比で5000万円増の6億7700万円を計上した。
一方、営業費用は、J2復帰を最優先としたチーム人件費やチーム運営費の大幅増に加え、社員の高負荷軽減を目的とした試合運営経費や一般管理費の増加などにより、前年比2億1500百万円増の8億3700万円。営業損失はマイナス1億6000万円となった。
営業外損益700万円を加えた当期純損失は、マイナス1億5300万円となる増収減益となった。
現在富山はJ3リーグで4勝1分2敗の勝点13で2位。このままJ2復帰を果たせるか――。
■主な営業収益■
スポンサー収入
4億1400万円
前年比 +500万円
入場料収入
4400万円
前年比 +1200万円
物販収入
5200万円
前年比 +1500万円
アカデミー収入
8100万円
前年比 +1100万円
Jリーグ配分金
4300万円
前年比 +700万円
■主な営業費用■
チーム人件費
3億4500万円
+1億600万円
試合関連経費費
6600万円
+2500万円
チーム運営費
1億400万円
+1700万円
一般管理費
1億4200万円
+1000万円