ACL決勝の浦和戦を控え、サウジ『10番』アッ=ドーサリーらアル・ヒラルの主力戦列復帰。ただディアス監督も苦悩!?
クラブW杯でのサーレム・アッ=ドーサリー。 (Photo by Michael Steele/Getty Images)
左サイドバックのアッ=シャハラーニーは先発出場。
浦和レッズがAFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)決勝で対戦するサウジアラビア1部アル・ヒラル(リーグ4位)は日本時間4月24日に行われた国王杯準決勝のアル・イテハド(同1位)戦で1-0の勝利を収めて、決勝進出を決めた。
大観衆で埋まったキング・アブドゥッラー・スポーツシティでの延長まで突入した一戦はまさかの形で決着を迎えた。106分、右サイドからのクロスが放たれると、最終ラインを守り続けてきたエジプト代表CBアハメド・ヘガジーがクリアしきれず。スライディングした足先にボールが当たりオウンゴールに。これが決勝点となった。
またこの試合で、アル・ヒラルの2人の主力選手が戦列に復帰している。これまで負傷欠場していたサウジアラビア代表DFヤーセル・アッ=シャハラーニー(Yasser Al-Shahrani)は左サイドバックとして先発出場し、67分までプレーしている。
さらに3月29日のボリビア代表との親善試合(△1-1)でゴールを決めたものの負傷したサウジアラビアの『10番』で、アル・ヒラルの中心選手であるサーレム・アッ=ドーサリー(Salem Al-Dawsari)もベンチ入りを果たした。ただし出場機会は得られなかった。
アル・ヒラルも多くの外国籍選手を抱えていて、ACLファイナルでどの選手を起用するのか。元横浜マリノス(現 横浜F・マリノス)でプレーしたラモン・ディアス監督も悩みどころだ。
延長120分間を戦ったアル・ヒラルはこのあと4月29日(日本時間30日2時30分)、ACL決勝・浦和レッズとの第1戦(@キング・ファハド国際スタジアム)に臨む。第2戦は5月6日18時から、埼玉スタジアムで行われる。