長友佑都にFC東京復帰報道「給与はいらない。ここを去ります」ガラタサライ幹部に伝える
長友佑都。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
「ガラタサライは第二の我が家」クラブは約1億2000万円の節約に。古巣とコンタクトか!?
トルコの日刊紙『ヒュッリイェト』によると、冬の移籍マーケットを終えて登録メンバー外になったガラタサライSKの日本代表DF長友佑都が、約半年間残す給与100万ユーロ(約1億2000万円)について、受け取るつもりがないと伝えたという。また、Jリーグで2010年までプレーしたFC東京と連絡を取り合っているとも報じている。
1月31日にトルコリーグの冬の移籍マーケットが終了を迎えた。そこでトルコの外国籍選手枠14人に対し16人になったガラタサライは、長友とコンゴ代表DFクリスチャン・ルインダマをやむなくメンバーの登録外とした。
長友は2020年6月までクラブと契約しているため、残り約半年間のサラリーは支払われることになっている。その額が100万ユーロとされる。
すると記事では、長友は給与を受け取る必要がないと申し出たという。長友は幹部との話し合いの席で「ガラタサライは第二の我が家」と語り、プロフェッショナルである以上、監督とクラブの決定は尊重している。また、スタンドからの観戦と練習参加が続くなかで給与を受け取るのは「私には向いていない」と申し出たそうだ。そしてクラブ幹部には「心配ありません。私はできるだけ早く去りますから」とも語ったそうだ。
現在マーケットが開いているのは、ブラジル、ロシア、そしてJリーグ(3月27日まで)。アメリカとカナダのメジャーリーグサッカー(MLS)も2月上旬から移籍市場が始まる。そのあたりのリーグが候補になってくるか。
また、記事中では古巣でもあるFC東京と長友サイドが「欧州のマーケットは終了していて、連絡を取り合っている」とも報じている。
TOKYOが注目を集める2020年、古巣復帰もあり得るのか? 長友は2019-2020シーズン、トルコ1部リーグ15試合・1得点、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)ではグループステージ6試合・0得点を記録していた。
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[文:サカノワ編集グループ]