【浦和 ACL決勝】アル・ヒラル司令塔アル・ファラジュが負傷、「ギリギリまで待って判断」
アル・ヒラルのアル=ファラジュ。(C)2023 Asian Football Confederation (AFC)
日本での最初の練習は欠席、ホテルで治療にあたる。
[ACL決勝 第2戦] 浦和 – アル・ヒラル/ 2023年5月6日18:00/埼玉スタジアム
AFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)決勝・第2戦、東地区代表の浦和レッズ(日本 / J1リーグ)が5月6日、西地区代表の前回王者アル・ヒラル(サウジアラビア1部)と対戦する。
サウジアラビアの複数のメディアやジャーナリストは、アル・ヒラルの司令塔であるサウジアラビア代表MFサルマーン・アル=ファラジュ(Salman Al-Faraj)がふくらはぎ(脛)を傷めたと報じている。以前から抱えている古傷であるという。
同国メディア『スポーツニュース』によると、アル=ファラジュは日本でのアル・ヒラルの最初の全体練習を欠席。クラブは公式ツイッターなどSNSで、ホテルにて治療にあたったと伝えているそうだ。サウジアラビアの複数メディアは、ギリギリまで待って状態を見極めることになりそうだと報じている。
カタール・ワールドカップ(W杯)のサウジアラビア代表であるアル=ファラジュは、アル・ヒラルのキャプテンを担ってきた。昨年から連戦の影響もあって負傷が続き、カタールW杯の初戦アルゼンチン代表戦で復帰したもののハーフタイムで交代に。昨年末から今年にかけて故障を繰り返し、ようやく4月に戦列に戻っていた。そして4月29日の浦和とのACL決勝第1戦はフル出場を果たしていた。
ACLファイナル第2戦、アウェーゴールルールが採用されるため、浦和はスコアレスでもタイトルを獲得できる。アル・ヒラルは「1ゴール」が必須のため、そのあたりの駆け引きもポイントになる。またアウェーチームでは、第1戦で先制ゴールを決めながらも退場処分を受けたサーレム・アッ=ドーサリー(Salem Al-Dawsari)が出場停止になる。