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【浦和】ACL決勝トーナメント進出決定。小泉佳穂「チーム一丸となって努力していきたい」、ライオン・シティに6-0

ACLライオン・シティ戦に臨んだ浦和の小泉佳穂(8番)。(Photo by Pakawich Damrongkiattisak/Getty Images)

2位の場合、上位3チーム入り確定。準優勝の2019年以来、3大会ぶり!

[ACL GS5節] 浦和 6-0 ライオン・シティ/2022年4月27日18:00(日本時間20:00)/ブリーラム・シティ・スタジアム

 AFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)のグループステージ(GS)5節、J1リーグ浦和レッズがシンガポール1部のライオン・シティ・セーラーズに6-0の勝利を収めた。浦和は3勝1分 1敗(15得点・2失点)。中3日で最終の山東泰山戦に臨む。また、ジョホール・ダルル・ダクジムFCの広州FC戦の勝利を受けて、浦和の決勝トーナメント進出も決まった。2位だった場合も、条件である「2位5チーム中3位」に必ず入ることが確定したため。

 浦和は“他力”ではあるが、最終戦で1位突破の可能性も残す。また2位の場合、東地区の5チーム中3チームが勝ち抜ける。しかし上海上港の参加辞退によりグループIが3チーム構成になったため、4位チームとの成績を考慮せず、各組3位までの成績で計算するという特別なレギュレーションが採用されている。

 浦和は試合終了時点、「3チームの場合=勝点7」として、すでにグループGを上回ることが確定。そしてジョホールの勝利を受けて、川崎フロンターレのいるグループIでも2位チームの成績を上回ることが確定。2019年大会以来3年ぶりの決勝トーナメント進出を決めた。

 チーム4点目を決めた小泉佳穂は試合後、「非常に厳しい環境、気温(34℃)と湿度が高く、タフで厳しい試合になりました。チームとしても個人としてもゴールが生まれ、次につながるいいゲームだったと思います」 と語った。

 また大邱戦からの変化を問われた小泉は次のように答えている。

「大邱戦よりも個人的には自由に、いろいろな場所でボールを触ってリズムも作りやすく、いかにゴールに絡むかが課題でした。そこにこだわった結果、ゴールとアシストが生まれて良かったです」

​  試合直後の段階では、決勝トーナメント進出が“確実”という状況だった。ノックアウトステージへの抱負を問われた小泉は、次のように答えた。

「タフな環境、タフな日程のなか、チーム全員の力が必要になる大会で、大邱戦から入れ替えたメンバーでの勝利、個人としてもゴールを決められてチーム力の底上げにもつながると思うので、そういった意味でも良かったです。ラウンド16へ、チーム一丸となって努力していきたいです」 ​

 小泉にとっても嬉しいACL初ゴールに。帰国後のJリーグでの飛躍にもつなげたい。

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