【浦和】C大阪に0-3、槙野智章が語る収穫と課題「クロスだけでなく、もう一つ、二つアイデアが必要」

浦和の槙野智章。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

相手の狙いを抑えることはできてきた。テーマは「次のステップに向けて」。

[J1 14節]C大阪 0-3 浦和/2020年9月5日/ヤンマースタジアム長居

 J1リーグ浦和レッズの日本代表DF槙野智章が0-3で敗れたセレッソ大阪戦のあと、オンラインによる記者会見に臨み、試合を振り返るとともに収穫と課題を挙げた。

 浦和の背番号「5」はセンターバックとしてリーグ戦8試合連続出場、5試合続けてのフル出場を果たした。終盤はパワープレーにも打って出たが実らず、むしろ終盤に2失点を喫してしまった。

 槙野は次のように試合を振り返った。

「どちらに転ぶか分からないようなゲーム展開でしたが、したたかさを見せたセレッソに上手くやられてしまいました。ただ負けの中にもたくさんの収穫はあったと思います。(勝敗のポイントは?)前半のスコアレスは思い描くゲームプランだったと思いますが、都倉選手に素晴らしいゴールを決められてしまいました。あの0-1の時間帯とそのあとのゲーム運びで1-1にできれば、また展開は変わっていたと思います。ここ数試合見せていた粘りやもう1点を取りに行く姿勢が、ゴールに結び付きませんでした」

 そのように試合終了間際の2失点目が響いたと悔やんだ。また、攻撃がクロス一辺倒で、バリエーションやアイデアの不足を課題に挙げる。

「クロスから何度もチャンスを作れていましたが、もう一つ、二つ、クロスだけではなくボールを動かすことや遠目から打つことが、今、ウチには少し足りていないところ。2列目の遠目からのシュートのクオリティ、アイデアは出さなければいけないと感じました」

 今季これまで4バックが浸透し、2トップの個の力を最大限に生かそうとする戦い方をしていることが感じられる。ただ、それが本当にクラブとして意図するスタイルなのかどうかが見えてこない。「トレーニングの内容を発揮できているかどうか?」という質問に、槙野は次のように答えた。

「僕たちはアクションよりもリアクションのサッカーをしています。どちらかというと、自分たちで相手を崩す練習よりも、今日であればセレッソ大阪がどのように攻めてくるのか、それを抑える練習をしてきました。その相手のしてくることを抑えることはできました。自分たちがボールを保持するなかで、どうやって崩すのか、どうやってゴールに向かっていくのか。そのアイデアがまだ足りないのかなと思います。次のステップに向けて、自分たちがどうしなければいけないのか。そこが一つ課題だと思っています。我慢強さなどは備わってきています」

 ここから連戦に突入し、9月9日には埼玉スタジアムでサガン鳥栖と対戦する。槙野は「連戦ですし、今日セレッソと近い順位だったので勝てば上位に食い込めるチャンスでした。次のホームで勝てるように、何より早く気持ちを切り替えることが大切だと思います」と気持ちを引き締めていた。

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[取材・文:塚越始]

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