【G大阪】浦和に逆転負け、宇佐美貴史が「ダメージを食らった」と語ったシーンとは!?

ジェバリが先制点を決めて、「全員の意思統一もできていた」が…。

[J1 13節] 浦和 3–1 Ｇ大阪／2022年５月14日16:00／埼玉スタジアム

　J1リーグ13節、ガンバ大阪はイッサム・ジェバリのゴールで先制したものの1-3で浦和レッズに逆転負けを喫した。これでリーグ４連敗。横浜FCに２ポイント差をつけられて最下位に転落した。

　宇佐美貴史は4-3-3-のインサイドハーフで先発し、63分までプレー。ボールを持つと危険な存在となったが、なかなか決定的な仕事に結び付けられなかった。また、チャンスを作り出しても、味方のフィニッシュ精度が低く、サポーターもため息の連続となった。

　ガンバの背番号「７」は試合後、「ボールは保持されていましたが、点を上手く取れました。そこから粘り強く守れず、前半の終盤と後半の開始という失点するタイミングも悪く……上手くいっていないなと感じます」と肩を落とした。

「1-1はまだ振り出しに戻っただけだと話していました。そこから2-1になり、３失点目の形があまり良くなくて、そこでダメージを食らってしまいました。ミスを咎めても何も生まれないので、もう一度立ち上がっていくことが必要だったと思います」

　なんとか挽回しようとしていたなか、ミスからの３失点目は「ダメージ」が大きかったと明かした。

　チームはついに最下位に落ちた。チーム全体に、どうしても暗いムードが漂ってしまう。日本代表にも選ばれてきた宇佐美は「全員の意思疎通はできていたので、もったいなかったです。個人としても力不足を痛感しました」と力なく語った。

　G大阪は最近６試合未勝利（１分５敗）でもあり、１勝４分８敗（13得点・28失点）の勝点７で18位。次節は20日、ホームで王者の横浜F・マリノスと対戦する。