【移籍】レアル・ソシエダが鎌田大地にオファー、回答期限は「水曜日」。久保建英と共闘実現か
鎌田大地。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
仲介人との間で「交渉はほぼ完了している」とも――。
日本代表の久保建英と鎌田大地が、レアル・ソシエダでチームメイトに――!? スペイン1部レアル・ソシエダが、ドイツ1部アイントラハト・フランクフルトとの契約満了に伴いフリートランスファーとなった日本代表MF鎌田大地に正式オファーを提示したようだ。
スペインメディア『Grada3』が7月17日、「レアル・ソシエダは鎌田大地がオファーを受け入れることを期待している」と題したレポートを掲載。より具体的な情報を伝えている。
記事によると、レアル・ソシエダは久保とも同じである鎌田の仲介人(代理人)との間で、「交渉はほぼ完了している」という。2027年6月まで4年契約の条件に。現地記者の情報をもとに、7月19日の「水曜日」が回答期限に設定されているそうだ。
鎌田を巡っては、今年2月時点で、ドイツのボルシア・ドルトムントが600万ユーロ(約9億3000万円)5年契約という大型オファーを提示したと言われる。しかし、鎌田はドイツ国外でのプレーを希望したという。
するとスペイン1部FCバルセロナなども興味を示すなか、イタリア・セリエAのACミランが獲得を検討。年俸300万ユーロ(約4億6600万円)5年契約という条件で“下交渉”では合意に至ったとされるが、結局、クラブから正式オファーには至らなかったと報じられている。さらには、ポルトガル1部SLベンフィカも以前から鎌田の獲得を熱望してきた。
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鎌田自身はサガン鳥栖在籍時から、UEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)にコンスタントに出場し、優勝を目指せるクラブでプレーを続けること――を目標に掲げてきた。26歳と脂に乗り切るなか、久保ととともに、その目標達成への一歩を踏み出すのか。
そのパフォーマンスで自己実現してきた一方でピッチ外ではやや控え目な印象を受ける鎌田だけに、スペイン語・英語・フランス語をはじめコミュニケーションに長ける久保がいることのメリットは確かに大きいが、果たして――。