「私は縛られた」ドンナルンマが強盗事件後の第一声。最大の恐怖は…
ドンナルンマ夫妻。2021年12月のバロンドール受賞式より。(Photo by Aurelien Meunier/Getty Images)
パリSGの一員として来日、25日にアル・ナスル、28日にC大阪と大阪で対戦。
7月21日未明、フランス1部パリ・サンジェルマンのイタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマ(Gianluigi Donnarumma)がパリ市内の自宅で複数人の強盗団に襲われ、約50万ユーロ(約8000万円)の金品を奪われる被害を受けた。ドンナルンマは22日、イタリアメディア『リベロ』の取材で、事件後の第一声を伝えた。
事件は21日午前3時頃に発生。管理人が拘束されたあと、ドンナルンマの部屋のドアを破壊して侵入。夫婦は裸で拘束され、約10分の間に、ハンドバック、高級時計、宝石類など約50万ユーロ(約8000万円)を強奪された。ドンナルンマは二度、頭部を殴られたという。
夫妻は近くの高級ホテルに避難し、そのホテルスタッフが警察に通報。二人は治療のため病院に搬送されたが、いずれも命には別条がなかったという。
ドンナルンマは同メディアに対し、「突然午前3時に、家の中に誰かがいるのを見つける。それは最悪の気分でした」と振り返る。
「私はすぐ縛られて動けなくなり、アレッシア(夫人)と私は持っていた貴重なものを全て差し出すことを余儀なくされました」
「私はフランス語を上手には話せず、何がどこにあるのかを説明するのは困難でした。様々な恐怖に襲われましたが、一番はアレッシアに何かが起こるかもしれないという不安でした。ただし私は縛られて何もできませんでした」
そのあとは捜査のため、ホテルで一時的に滞在したという。
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そのドンナルンマだが、22日に出発したパリSGのアジアツアーへ帯同。大阪に到着した際の写真では笑顔を見せている。
パリSGは日本では25日にポルトガル代表FWクリスチアーノ・ロナウドの在籍するアル・ナスル、28日にJ1リーグのセレッソ大阪と大阪のヤンマースタジアムで対戦する。