【なでしこジャパン】丸山桂里奈さん「清水梨紗はマラソン大会で優勝している」「宮澤ひなたはソロバン一級」。女子W杯・準々決勝スウェーデン戦
2011年のドイツ女子W杯優勝を果たした日本女子代表(なでしこジャパン)での丸山桂里奈さん(18番)。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
NHK解説でエピソードを織り交ぜる。「ドリブルで仕掛けろ!」の念も通じる。
[女子W杯 準々決勝]日本代表 – スウェーデン代表/2023年8月11日16:30(現地時間19:30)/イーデン・パーク(NZ)
オーストラリア&ニュージーランド共催の女子ワールドカップ準々決勝、サッカー日本女子代表(なでしこジャパン)対スウェーデン女子代表戦、NHK総合の放送では2011年の女子ワールドカップ女王のメンバーである丸山桂里奈さんが永里亜紗乃さんとともに解説を務めた。
2011年大会の準々決勝でホスト国のドイツ女子代表から劇的な決勝ゴールを決めた丸山さんだが、自身の経験を踏まえながら冷静に解説。すると「清水梨紗選手は神奈川県のマラソン大会で優勝している。だから上下動が可能なのでしょう」、「宮澤ひなた選手は算盤一級。ソロバンを打つのが早いから、足も速いのかもしれない。連動しているのでしょうね」と、随所でエピソードをまじえる場面も。
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また、技術面では「ペナルティエリアに入ったらとにかく仕掛けたほうがいい。パスより効果的」と言っていたが、その念が通じたように、0-2で迎えた後半途中には、植木理子のドリブルからPKを獲得した(しかしPK失敗!!)。
その後もなでしこジャパンの猛攻を力強くサポートした。しかし日本は1-2で敗戦に――。
丸山さんは「日本が良いサッカーを見せてくれました。このあとの戦いに可能性を感じさせてくれました」「池田(太)監督は誰かに似ていると思ったのですが、(2011年優勝した時の)佐々木(則夫)監督ですね。あと2試合見たかったです」と語った。