【鹿島-横浜FM】鈴木優磨が「リスペクト宣言」を読み上げた後、ループヘッドでゴール!!
鹿島の鈴木優磨。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
アンデルソン・ロペスも決めて同点に。
[J1 28節] 鹿島 – 横浜FM/2023年9月24日15:00/カシマサッカースタジアム
Jリーグでは今節、全カードのキックオフ前に「リスペクト宣言」のメッセージが、それぞれ対戦する両チームのキャプテンによって読み上げられている。
鹿島アントラーズ 対 横浜F・マリノス戦では、ゲームキャプテンを務めた鈴木優磨と松原健が「リスペクト宣言」を読んだ。
鈴木は次のように読み上げた。
「私たちは人種、性別、出自、宗教、性的指向、その他のいかなる理由による差別も認めません。またSNSでのなりすまし等による誹謗中傷や偏見、差別も決してあってはなりません。私たちはサッカーの力で、サッカー界から、そしてこの社会から、差別がなくなると信じます。皆様も私たちとともに差別と闘ってくださるようお願いいたします」
続いて松原は次のように読んだ。
「サッカー、そしてスポーツに、暴力も暴言もいりません。暴力、暴言をさせない、許さないことを誓います。私たち一人ひとりが持つリスペクトする力、大切に思う心で、これからも誰もが愛するJリーグを、そして差別・暴力のない世界をみんなで作り、守っていきましょう」
このあと試合開始と同時にホームチームが猛烈なラッシュを展開。15分、コーナーキックから鈴木のループヘッドが決まり、鹿島に先制点をもたらす。
関連記事>>【移籍】リバプールとレアル・マドリードが「サラーの後継者」を巡り争奪戦。久保建英ではなく…
その後、次第に横浜FMが球際でも伍していく。すると34分、デザインされたコーナーキックから、アンデルソン・ロペスが決めて同点とする。
両エースストライカーがゴールを決めるという痺れる展開に。注目の上位対決は1-1で折り返している。