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【川崎×鹿島】谷口の先制点はオフサイド!?リモート応援の鈴木優磨も怒りモード

鹿島時代の鈴木優磨(2018年9月9日撮影)。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

開始2分、2プレー目のショートコーナーから。家長のクロスに、体半分が出ているようだが…。

[J1 2節] 川崎 2-1 鹿島/2020年7月4日/等々力陸上競技場

 川崎フロンターレ対鹿島アントラーズの再開初戦、開始早々2分にショートコーナーから谷口彰悟が決めた先制ゴールはオフサイドだったのか――。VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の導入を撤回したJ1リーグだが、さっそく微妙な判定が物議を醸している。

 開始2分、川崎が左のコーナーキックを得る。試合開始から2プレー目、ホームチームはショートコーナーを選択する。そして大島僚太の縦パスを受けた家長昭博が左足でクロスを放つ。ファーサイドで飛び込んだ谷口がノーマークで押し込み、これがゴールと認められた。

 鹿島の選手たちはオフサイドをアピールするものの認められず。VARが入っていれば、確認されていた事案だ。

 実際、VTRで確認すると、家長のキックの瞬間、オフサイドラインの前へ谷口の体半分が出ているようだ。

 結局、この1点が試合の趨勢を決め、川崎が試合の主導権を握り、勝利を収めた。後半猛烈な追い上げを見せた鹿島にとって、痛恨と言える1点になってしまった。

 鹿島のザーゴ監督は次のようにオンラインでの記者会見で語った。

「立ち上がりに失点を喫し、オフサイドがあったものの得点が認められ、判定ミスから相手に流れが行ってしまいました。再開初戦というなかで、選手たちはより緊張を強いられてしまいました。そのあと徐々に自分たちのいい流れになってきたところで、また失点を喫してしまいました。前半の終盤から後半にかけていい流れになり、点を取ることを目指したものの、PKではないかというシーンもありました。それが決まっていれば試合の流れも変わっていたでしょう。2回、試合の流れを第三者に変えられてしまったことは、非常に残念に思っています」

 ザーゴ監督は冷静に振り返るものの、その言葉の端々からは悔しさが滲んでいた。

 リモートマッチ(無観客試合)ということで、リモート応援していた前鹿島の鈴木優磨(シント=トロイデンVV)は我慢ならなかったようだ。自身のツイッター(@antlers0426)で、このシーンの動画とともに、怒りの絵文字3つを並べて“アピール”している。

 審判にとっても4か月ぶりの公式戦で、このタイミングでハンドなどより細かに規定された新ルールも採用された。そうしたなかで……川崎にとっては待望の、鹿島にとっては痛恨のゴールが再開初戦に決まった。

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[文:サカノワ編集グループ]

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