【甲府】吉田達磨監督「山梨にもう一度歓喜を届けたい」。鹿島を打ち破り初の天皇杯決勝進出!宮崎純真が決勝点
吉田達磨監督。(Photo by Masahiro Ura/Getty Images for DAZN)
「選手たちがフルファイトしてくれた」
[天皇杯 準決勝] 甲府 1-0 鹿島/2022年10月5日17:30/カシマサッカースタジアム
天皇杯準決勝、ヴァンフォーレ甲府が宮崎純真のゴールで鹿島アントラーズに1-0の勝利を収め、クラブ初の決勝進出を果たした。J1の4チームを破る快挙。ファイナルは10月16日、日産スタジアムで行われる。
鹿島は4-3-1-2を採用し、甲府は3-4-2-1で対抗。鹿島がボール保持率では上回るものの、甲府も効果的なカウンターを繰り出す。21分に三平和司が見事にシュートを決めたが、これはオフサイドで認められず。それでも運動量で上回る甲府のプッシュが続く。
すると37分、浦上仁騎のロングパスから背後のスペースを突いた宮崎純真がGKクォン・スンテをかわして、シュート! 冷静に流し込んで、甲府が先制に成功した。
後半開始から鹿島はエヴェラウド、仲間隼斗を投入。ほぼ敵陣で試合を進める。そしてコーナーキックから仲間隼斗がゴールネットを揺らしたが……これはオフサイドに。このまま甲府が1-0で逃げ切り、初の決勝進出を決めた。
吉田達磨監督は試合後のフラッシュインタビューで、「選手たちがフルファイトしてくれました。小粒なチームですが、全員で力を合わせて、もう一度、山梨に歓喜を届けたいです」と喜んだ。
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