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【鹿島】岩政監督が天皇杯・準決勝の甲府戦へ「カテゴリーは全く関係ない」

甲府戦前日練習で指示を送る鹿島の岩政大樹監督。(C)KASHIMA ANTLERS

吉田達磨監督率いるヴァンフォーレの印象について、「ウチと少し似ているところがある」。

[天皇杯 準決勝] 甲府 – 鹿島/2022年10月5日17:30/カシマサッカースタジアム

 鹿島アントラーズの岩政大樹監督が10月4日、翌日の天皇杯準決勝のヴァンフォーレ甲府戦に向けて抱負を語った。

 J2勢唯一勝ち残っている甲府とのホームスタジアムでのカシマでの対戦になる。ただ岩政監督はこの日本一を決めるトーナメントで、しかも準決勝まで来れば、“カテゴリー”は関係ないと強調する。

「カテゴリーが分かれているのはリーグ戦の話であって、天皇杯は全て関係ありません。上と下とかはないと思っています。そんな上から目線で、僕たちはJ1クラブだからとか、そこは考えていません」

 甲府は複数のシステムで戦っているものの、なかなか噛み合わず現在J2の18位と結果を残せずにいる。その状況など指揮官は、鹿島と似ているとも見ている。

「ウチと少し似ているところがある気がします。結果が出ていませんが、チームとして、ある程度狙っている形は試合で出せています。それが結果につながらないことが続いています。結果を見ていると、自信を失っているように感じるかもしれませんが、選手たちを見ていると、十分に戦えていると思いますし、(吉田)達磨さんらしいチームが構築されている印象があります」

 平日17時30分開催というのも異例。果たして、どのような戦いになるか?   

「彼らがどのように挑んでくるかを冷静に見極め、彼らのこだわりもあると思います。そこでまず、僕たちが消しに行くのではなく、同時にやろうとしていることをどのくらい出せるかが大事になります。いつもやる相手ではないので、多少相手の出方を見ながら、微調整は必要になるかもしれません」

 16日の日産スタジアムでのファイナルに向けて――ホームで迎える大切な一戦、岩政監督はそのように“必勝”を期した。

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