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【鹿島 0-1 FC東京】GK早川友基が安部柊斗との攻防を語る「『ま、打ってみるもんだな』と言われました。すごく悔しい…」。明治大対決、豪快弾を決められる

鹿島アントラーズの早川友基(左)、FC東京の安部柊斗(右)。(C)KASHIMA ANTLERS / SAKANOWA

ポジショニングも取れていて、「(ボールに)触れただけに、弾き出したかった」。

[J1 31節] 鹿島 0-1 FC東京/2022年10月1日15:00/県立カシマサッカースタジアム

 J1リーグ31節、鹿島アントラーズはFC東京の安部柊斗に会心のミドル弾を決められて、0-1で敗れた。これでリーグ戦は6試合勝利なし。

 プロ2年目のGK早川友基はリーグ2試合連続で起用され、これがホーム・カシマスタジアムでのデビュー戦となった。23歳の守護神候補は正確なポジショングからゴールを許さず、さらに足もとの技術も生かして最後尾から起点となった。

 しかし明治大学時代のチームメイトであり、先輩の安部に鮮やかな一撃を突き刺され、その1点が決勝点に――。

「上手かったですが、映像を見て、もっとどのようにできたのか確認したいです。(ボールに)触れたのであれば、弾き出したかったです。あそこで失点しなければ勝てるチャンスはありました……」

 早川はホームのサポーターの後押しに結果で応えられなかったことを悔やみ、そして安部との攻防について次のように振り返った。

「フリーだったので、柊斗くんが『狙ってくる』と分かりました。アウトサイドにかかっていて、柊斗くん自身も上手くいったシュートだったと思います。さっき少し話をして、『ま、打ってみるもんだな』と言われました」

 早川はそう語り、さらに悔しさを募らせていた。

「僕は、打ってくると分かり、ポジショニングも取れていました。あのシーンは改めてよく確認します。あそこを止めるかどうかでチームの勝敗に関わってきます。成長しなければいけないし、柊斗くんに決められたので余計にすごく悔しいいです」

 早川は唇を噛んだ。ただ、早川友基だからこそ何ができるか、それをカシマスタジアムで示した一戦でもあった。だから次こそは「結果=勝利」につなげたい。

 鹿島は5日、再びカシマで天皇杯の準決勝、ヴァンフォーレ甲府戦に臨む。その一戦が控えていることもあり、試合後の鹿島サポーターは選手たちに向けて“次だ!”と言わんばかりの気持ちのこもった温かい拍手を送り、その背中を後押ししていた。

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