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伝説のキックオフドリブル、南野拓実が内田篤人に真相を激白「自分でもアホやなって思う」

南野拓実。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

コーチからガチで『いやいやルールが変わったから、できるぞ』と。

 10月シリーズに臨むサッカー日本代表(SAMURAI BLUE)に選出されたフランス1部ASモナコの南野拓実がこのほど、元日本代表の内田篤人氏がナビゲーターを務めるDAZNの『内田篤人のFOOTBALL TIME』にオンラインによるインタビューで出演した。新天地2年目、これまでリーグ6試合・3得点・3アシストと活躍するアタッカーが、昨季話題を集めた“伝説のキックオフドリブル”の真相を明かした。

 5月14日に行われたフランス1部35節のモナコ対リール戦(△0-0)、先発出場した南野がキックオフドリブルをしたが、最初のキッカーが2タッチ以上することは認められておらず、やり直しを命じられた。

「自分でもアホやなって思うんですけれど」と切り出した南野はこのシーンについて、内田氏へ次のように説明した。

「試合前にコーチから『タキ、今日のキックオフは、ボールを後ろに返すふりして、ドリブルをして、チョンと後ろに返し、裏へボールを蹴るようにやるぞ』と言われたんです。

 僕は『いやいや、キックオフドリブルはダメでしょ。できないでしょ』と言ったら、そのコーチがガチで『いやいやルールが変わったから、できるぞ』と。

 え、どういうこと!? と思ってグーグルで調べようとしたけど、あまりにそいつの顔がガチすぎたんです。え、マジで、そのままキックオフでドリブルできたっけ!? そういえばキックオフのルールが変わっていたから、それも大丈夫になったのか……と思ったんです。で、やってみたら、笛が鳴ってダメダメダメって(笑)」

 ここからの展開もまたフランスっぽい。

「ハーフタイムに僕がそいつに怒ったんですよ、もう今頃ティックトックやツイッターで流れているからなって! って。そしたらコーチは『これは俺たち二人で作った作品だ』って肩を組んできましたね」

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 そのように当時を笑って振り返った南野は、「でも良かったです、説明できて」と感謝していた。大笑いしていた内田氏も「被害者なんだね、拓実くんもね」「これでスッキリしました、みんな分かりました理由が」と頷いていた。

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