リバプール移籍合意?クロップが南野に言及「話しちゃいけないよね」香川にも改めて触れる
リバプールのユルゲン・クロップ監督。 ※リバプールTVの公式記者会見の動画より
少し熱く「私はともに仕事をできたシンジ カガワを愛しているよ」。
イングランド・プレミアリーグのリバプールFCユルゲン・クロップ監督が12月13日、17節のワトフォードFC戦を前にした公式記者会見で、「なんでいるんだい!?」と日本人記者の来訪に驚きつつも笑顔で質問に応じた。
リバプールは現在プレミアリーグ16勝1分の無敗で、2位のレスター・シティFCとは勝点8差をつけてプレミアリーグ首位を走っている。そして今週末のワトフォード戦を前にした記者会見で日本人記者が現れ、質問を受ける際、クロップと次のようなやりとりがあった。
クロップ「なぜ、あなた、ここにいるんだい!」
記者「まあ、あなたのことですから、なんとなく察していただけるのではないでしょうか」
クロップ「ああ、そうだね。もしかしたら、私たちはこれからしょっちゅう会うことになるかもしれませんね」
記者「(ドイツ・ブンデスリーガのボルシア・ドルトムントで一緒だった)香川真司との間で起きたことについて、何か教えていただけませんでしょうか。日本人選手と仕事することで、どういった点が楽しかったでしょうか」
クロップ「おい、(広報担当者を見て)それについて話していいのかい。南野については話しちゃいけないよね。Shinji KAGAWAについては、話してもいいよ(笑)」
※会場からも笑い
クロップ「愛しているさ! 偉大であり賢く機敏で。私はともに仕事ができたシンジ・カガワを愛しているよ( I love working together with Shinji KAGAWA.)」
クロップらしいと言えるだろうか。和やかな雰囲気のなか、最後の香川へのフレーズのところだけは、真剣な表情で熱く語っている。
果たして、本当に24歳の日本代表アタッカーとの契約に至るのか。マンチェスター・ユナイテッドなどの”まくり”はあるのか――。
ただ、こうしてクロップが「ミナミノ」と名前を出していることからも、リバプールとRBザルツブルクの間での移籍交渉が基本的には具体性をもって進んでいると捉えていいようだ。
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[文:サカノワ編集グループ]