水沼の1ミリ、杉本健勇は連発!横浜F・マリノスがACLカヤに3-0勝利
水沼宏太。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
アンロペが仕上げのアディショナルタイム弾。
[ACL GS3節] 横浜FM 3–0 カヤ/2023年10月25日19:00/日産スタジアム
AFCアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)のグループステージ(GS)3節、横浜F・マリノス(日本、J1リーグ) がカヤ・イロイロFC(フィリピン)に3-0の勝利を収めた。横浜FMは2勝1敗で勝点6(3位)。対戦の一巡目を終えてグループGは山東泰山(1位)、仁川ユナイテッド(2位)がいずれも2勝1敗の6ポイントで並んでいる。
横浜FMは35分、エウベルのキックに、水沼が抜け出してループヘッドでゴールラインを越える。副審がフラッグを揚げていたため、主審はまずオフサイドでノーゴールと判定。しかし、そこからVARによる3分間の長い中断を経て、ギリギリのオンサイドでゴールが認められる。
さらに後半に入った72分、吉尾海夏のクロスに先発出場した杉本健勇がジャンプヘッド弾で合わせ追加点をもたらす。そしてアディショナルタイムには、交代出場したアンデルソン・ロペスが仕上げの一撃! ここで試合終了を迎え、横浜FMが3-0の勝利を収めた。
オンかオフか“1ミリ”と言える差でゴールをもたらした水沼は、試合後のフラッシュインタビューで「なかなか難しい相手に、しっかりホームで勝てて良かったです。寒くなって来たなか平日の夜にも関わらず多くの方に来てもらい、本当に力になりました」と感謝。一方、「全体的にイメージが乏しかった。引かれた相手に対し、もっともっとアイデアを出して、共有できるようにしていかなければいけない」と課題を挙げていた。