【浦和】ハノイに1-2、GS敗退で連覇の夢潰える。来季アジア出場権も得られず
浦和のリンセン。(C)2023 Asian Football Confederation (AFC)
アジリティで上回られ、迫力ある攻撃を見せられず。
[ACL GS6節]ハノイ 2-1 浦和/2023年12月6日21:00(現地19:00)/ミーディン・ナショナルスタジアム
AFCアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)のグループステージ(GS)最終6節、浦和レッズがアウェーでハノイFCに1-2で敗れ、GS敗退が確定した。
グループJは浦項スティーラースの1位突破が確定。5グループのうち2位の上位3チームがラウンド16に進めるため、浦和はこの試合の勝利が必須に。
12月3日のJ1リーグ最終節を札幌で終えた浦和はそこからベトナムに渡り、中2日でこの試合に臨んだ。立ち上がりからスピードが感じられないなか、それでもハンドのファウルでPKを獲得。しかしアレクサンダー・ショルツがこのキックをセーブされてしまう。
このあと浦和に対応できてきたハノイが、アジリティで上回り鋭い動き出しからゴール迫る。
すると浦和は53分、コーナーキックから失点を喫する。
それでもアウェーチームは選手交代をしながら65分、右サイドバックに入った荻原拓也のスルーパスにブライアン・リンセンが合わせて1-1に追い付く。
さらに1ゴールが必要な浦和がよりリスクをかけて攻める。しかし87分、荻原がペナルティエリア内で相手を倒してしまいPKを献上。これを決められて、1-2と勝ち越された。
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勝利のためには2ゴールが必要になった浦和は、交代出場の興梠慎三が惜しいシュートを放ったものの決まらず。このまま敗れて、GS2勝1分3敗の勝点7で2位ながら、すでに5試合を終えている東地区5グループの2位のうち最下位であり、GS敗退が確定した。初の連覇の夢は潰え、さらには2024-25シーズンのACLの出場権も得られないことになった。
浦和はこのあとクラブ・ワールドカップ(クラブW杯)に出場する。