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【川崎】家長昭博「綺麗な景色でした」。PK一人目成功、自身通算10個目の主要タイトル獲得

家長昭博はチャナティップがつけた「18番」のユニフォームをつけて歓喜!写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

表彰式では今季途中までプレーしたチャナティップの「18番」のユニフォームをつけて歓喜。

[天皇杯 決勝]川崎 0(0EX0,[8PK7])0 柏/2023年12月9日14:00/国立競技場

 103回 天皇杯決勝の川崎フロンターレ – 柏レイソル戦、川崎が延長120分間スコアレスドローに終わったあとのPK戦を8-7で制して、3大会ぶり二度目の優勝を果たした。

 川崎のMF家長昭博はこの試合、4-3-3の右ウイングで先発出場し120分間フル出場を果たした。さらにPK戦では最も重圧のかかる先行一番目のキッカー役を担い、これを上部に突き刺す一撃で成功させた。

 そのPK戦は、川崎サポーターがスタンドを埋めているほうのゴールで行われた。フロンターレにとって、このシチュエーションは大きなアドバンテージとなった。そのサポートあってこその、さすがと言える家長の冷静なキックだった。

 37歳のレフティは試合後、「(PK戦でのサポーターの応援は聞こえました?)はい、見ていましたよ。綺麗な景色でした」と、あの緊張するPK戦、白と水色が振られる川崎サポーターの光景をしっかり目にしていたと語っていた。

 家長は川崎が獲得してきた7つのタイトル、全てに貢献してきた一人である。自身にとってはガンバ大阪、大分トリニータ時代を含めると通算10個目の主要タイトルとなった。

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 表彰式では、今季途中までプレーしたチャナティップのつけた「18番」のユニフォームをつけて歓喜の輪に加わった。まだまだ衰え知らずで、むしろプレーの奥深さが増している。アキが様々なもの受け止め吸収しながら、さらに力強く突き進む。

Posted by 塚越始

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