グラスゴーダービー、古橋亨梧が痺れる決勝スーパーミドル!前田大然はDOGSO誘発。セルティック2-1レンジャーズ
古橋亨梧。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
しかも左足で!!
[スコットランド1部 21節]セルティック 2-1 レンジャーズ/2023年12月31日(現地30日21:30)/セルティック・パーク
スコットランド・プレミアリーグ21節、セルティックFCがレンジャーズとのオールドファーム、いわゆるグラスゴーダービーで、古橋亨梧の痺れる左足による決勝ミドル弾など2-1で勝利を収めた。2試合セルティックのほうが消化試合数が多いものの首位を走り、これで2位レンジャーズと8ポイント差に広げた。
セルティックでは、日本代表FWの古橋と前田大然が先発、旗手怜央がベンチ入りした(出場機会を得られず)。試合開始から互いにハイラインを保ち、中盤で激しい攻防を展開。ホームチームは背後のスペースを何度か攻略されるもののゴールを与えない。
すると25分、コーナーキックのチャンスを掴む。ここで、こぼれボールをパウロ・ベルナルドのハーフボレーがゴールネットを貫き、セルティックに先制点をもたらす。
そして後半開始直後の47分だった。ペナルティエリア外で古橋が左足での完璧なトラップから、DFのタイミングを外すと左足でミドル!! 逆サイドのネットへ豪快に突き刺してみせた。
このあと71分、古橋のパスから抜け出した前田が相手に倒されると、DOGSOでレオン・バログンにレッドカードが出された。数的優位に立ったセルティックだが、最近調子を上げているレンジャーズの粘り強さに苦しみ、直接フリーキックから1点差とされる。それでもホームチームが2-1で制して、大きな3ポイントを手に入れてみせた。
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試合後、ホームのサポーターの大歓声とチャントが響くなか、その声援に古橋も満面の笑みで応えた。セルティックサポーターの熱く情熱的なサポートが、このストライカーをさらに進化させている。