×

【高校選手権】神村学園の名和田我空「もっと特長である縦へのトライをして、シュートを打ちたい」。準々決勝の近江戦、3戦連発なるか

声援に応える神村学園の名和田我空(右)。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

1月4日、準々決勝。「チームへの貢献度はまだ足りない。求められている期待に応えたい」

[高校サッカー選手権 準々決勝]神村学園 – 近江/2024年1月4日14:10/浦和駒場スタジアム

 第102回 全国高校サッカー選手権は1月4日、準々決勝を迎える。鹿児島県代表の神村学園は滋賀県代表の近江と浦和駒場で対戦する。

 神村学園のU-17日本代表にも選ばれる名和田我空(2年生)は3回戦の神戸弘陵(兵庫)戦、コーナーキックの流れから畳みかけるショットで決勝点を突き刺した。

 名和田は試合後、「(神戸弘陵は)上手いチームで、左サイドの選手が脅威。自分以上に違いを作り出していました。そこで負けていたと思います。 分析はしていたものの、それ以上でした」と謙遜した。

 そのなかで決めたゴール。エースは「ボールを奪われるミスはありました。まだまだですが得点できたことで、ひとつ仕事ができました。結果を残せたのは良かったものの、チームへの貢献度はまだ足りません。求められているものは多いので期待に応えられるようにしたいです」と、期待を力に変えたいと語った。

「(得点シーンは)かわした時点で、冷静でした。相手選手がたくさんいたので、逆サイドを狙いました。コースは見えていたものの、(ゴールが決まる確率は)半々でした」

 そして準々決勝に向けて「今日はあまり縦に行くトライが少なかったです。もっとトライしないと特長は出せません。もっとシュートを打てるようにしたい」と、フィニッシュへの意欲を口にしていた。

関連記事>>U-17日本代表の名和田我空が鮮烈ゴール!神村学園が神戸弘陵との激闘を制しベスト8

 神村学園の有村圭一郎監督は、2試合連続ゴールの名和田について「 ゴール前にいることでの存在感はあり、質も高い。一発、試合を決めるために80分間彼を置いたので、しっかり仕事はしたかなと感じます」と、その勝負強さを評価していた。

 3試合連続ゴールなるか。名和田への注目がさらに集まる。

Ads

Ads