U-17日本代表の名和田我空が鮮烈ゴール!神村学園が神戸弘陵との激闘を制しベスト8
神戸弘陵の陣内を切り裂く神村学園の名和田我空。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
新垣陽盛が先制弾。神戸弘陵も石橋瀬凪が決めて一時追い付いたが…。
[高校選手権 3回戦]神村学園 2-1 神戸弘陵/2024年1月2日14:10/等々力陸上競技場
第102回全国高校サッカー選手権3回戦、2年生エースの名和田我空とJリーグとベルギーへのプロ内定2選手を擁する神村学園(鹿児島)が神戸弘陵(兵庫)とのハイレベルな好ゲームを制して、前回大会に続きベスト8進出を決めた
神村学園は今春、キャプテンを務める西丸道人がJ2リーグのベガルタ仙台、DF吉永夢希がベルギーの強豪KRCヘンクへの加入内定。さらに2年生であるU-17日本代表のエース名和田我空が前線に入るなどタレントを擁する。一方、神戸弘陵も個人の技術は高く地上戦を武器に、神村学園へ真っ向から挑んだ。
均衡を破ったのは神村学園だ。後半2分、サイドを攻略したあと新垣陽盛が決めて先制! しかし4分後、神戸弘陵は石橋瀬凪が決めて、1-1の同点とする。
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そして後半31分、コーナーキックの流れから、名和田が強烈なショットを突き刺して、再び神村学園が勝ち越し。鹿児島の雄がこのまま逃げ切り、ベスト4入りした前回大会に続いて準々決勝へとコマを進めた。