【日本代表】トルシエ強気「2ゴールできた事実が重要」「0-2より2-4のほうが好き」。アジアカップ、ベトナムを率いて一時逆転も2-4
日本が南野拓実の2ゴールなどで、ベトナムに4-2で勝利!(Photo by Lintao Zhang/Getty Images)
3位でのノックアウトステージ進出を狙う。
[アジアカップ GS1節]日本 4–2 ベトナム/2024年1月14日20:30(現地14:30)/アル・トゥマーマ・スタジアム(カタール)
カタール・アジアカップのグループステージ(GS)第1戦、サッカー日本代表(SAMURAI BLUE)が南野拓実の2ゴール、中村敬斗の鮮やかなミドルシュート、後半から出場した上田綺世のトドメの一撃で、ベトナム代表に4-2の逆転勝利を収めた。
ベトナムを率いたのは、2002年の日韓ワールドカップ(W杯)で日本をベスト8に導いたフィリップ・トルシエ監督だ。68歳になったフランス人指揮官は、日本のサイドアタックへの対策を練り、中央にも3バックの壁を築いて対応。先制されながらもセットプレーから2ゴールを決めて一時逆転。ただ、そのあと3失点を喫した。
アジアサッカー連盟(AFC)公式サイトによると、トルシエは試合後の記者会見で、「日本戦は、(ラウンド16に)進ためのプロセスの一部と考えたいので、満足しています。まだノックアウト方式ではないので、勝っても負けても、私たちにとっても、日本にとっても、この大会がまだ終わってはいません」
「私たちが2ゴールを決めた事実はとても重要です、なぜならデータ上ではチームは3位の力があり、トップ3で終わる準備はできています」
「もしも上位3位以内に終われば、グループステージ突破は小さなディテールから生まれるはずです。今日はイエローカードもレッドカードもなく、2ゴールを決めました。2-0で負けるより、2-4で負けるほうが好きです。これが必要でした」
今大会はグループ3位の上位4チームがラウンド16に進める。ベトナムとしては、総得点を考えると、日本からの2ゴールはデータとしても大きく、加えて選手たちも自信をつけた。トルシエがベトナムを16強に導くというミッションに挑む。
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GSの第2戦は1月19日に行われる。日本はイラク代表、ベトナム代表はインドネシア代表と対戦する。