大迫6点目も敗戦。最終節、崖っぷちブレーメンが生き残るための条件は?

ブレーメンの大迫勇也。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

入れ替え戦枠の16位へ引き分けでは届かず、勝利が必須。

[ブンデスリーガ 33節] マインツ 3-1ブレーメン/2020年6月20日/オペル・アレーナ  

 ドイツ・ブンデスリーガのヴェルダー・ブレーメンに所属する日本代表FW大迫勇也が6月20日の1.FSVマインツ05戦でゴールを決め、今季リーグ通算6点目を記録した。しかし試合は1-3で敗れ、ブレーメンは17位のまま。1部残留へ崖っぷちの状況が続くが、降格かあるいは1・2部入れ替え戦枠に滑り込むか……運命は最終節に委ねられた。

 0-2で迎えた58分だった。ゴールラインまで持ち上がってからの味方のマイナスのクロスに対し、大迫は下がりながら体を倒して左足で合わせる。鋭い弾道がクロスバーを叩いたあとゴールネットを揺らし、1点差と迫った。逆転残留への希望の灯をともす一撃となった。

 しかし、そのあと1点を追加されて、結局1-3で敗戦。逆にマインツが1部残留を決定させた。

 リーグ戦、残すは1試合。17位のブレーメンは最終節の6月27日(日本時間同22時30分)、ホームで大迫の古巣でもある1FC.ケルンと対戦する。一方、16位のドゥッセルドルフの対戦相手は、アウェーでのウニオン・ベルリンだ。

 では、ブレーメンが16位の1・2部入れ替え戦に回るための条件を整理しよう。

 ブレーメンは33節を終えて、7勝7分19敗(36得点・68失点)の勝点28。入れ替え戦枠である16位のフォルトゥナ・ドュッセルドルフは、6勝12分15敗(36得点・64失点)の勝点30。その差は「2ポイント」。

 15位のFCアウクスブルクは勝点36で、残留を確定させている。つまり、1・2部入れ替え戦枠の16位を、ドゥッセルドルフとブレーメンが争う形だ。

 ブレーメンは勝利が必須条件だ。そのうえで、ドゥッセルドルフが敗れると、逆転で16位に滑り込む。またはドゥッセルドルフが引き分けて勝点1に終わった場合、ブレーメンは「得失点差4」以上の勝利で、事実上“大逆転”を達成できる(ドゥッセルドルフの得点数にもよるが)。つまり、ブレーメンは引き分けでは届かない。

 さらには1・2部入れ替え戦を乗り越えることも求められる。現在2部3位は、ハンブルガーSVである(2位が遠藤航の所属するVfBシュトゥットガルト)。

 大迫はリーグ27試合・6得点・1アシスト。最近5試合連続でスタメン出場を続けている。

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[文:サカノワ編集グループ]

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