セルクル上田綺世、トップ下途中出場でシュートなく完敗。三好康児はマエストロとしてアントワープ大勝に導き3連勝&首位
アントワープの三好康児。 (Photo by Dean Mouhtaropoulos/Getty Images)
横浜F・マリノス時代を彷彿させる完璧なハーフスペース攻略からアシスト!
ベルギー1部リーグ3節、セルクル・ブルージュの日本代表FW上田綺世は8月7日のスタンダール・リエージュ戦、今季初のスタメン落ちとなり、0-2とリードされた後半開始からトップ下で途中出場した。プレッシングなど献身的なプレーで貢献したものの、シュートはゼロに終わり、試合もそのまま0-2で敗れた。
チームはロングボール主体で、前線にボールを放って、セカンドボールを狙うという大味な展開。上田の足元でボールが収まっても、そのあとのイメージを共有した展開につなげられなかった。リーグ戦は1勝2敗で16位。
一方、同日に行われた、ロイヤル・アントワープFC対OHルーヴェン戦では、アントワープの三好康児が4-3-3の右ウイングで先発し、傑出したパフォーマンスを披露。空いたスペースにどんどん顔を出してパスを引き出し、マエストロとして次の展開へつなげていく。三好を軸にパスが小気味よく回り、0-1で迎えた38分には、横浜F・マリノス時代を彷彿させる完璧なハープスペースの攻略から、相手の股を抜くマイナスのパスをつなぎ、ラジャ・ナインゴランの同点ゴールをアシストした。
チームは4-2で快勝を収め、リーグ3連勝で首位に立っている。
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