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日本代表MF守田英正の移籍問題、フェネルバフチェが再び動く!?スポルティングから正式オファー

守田英正。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

ポルトガルメディアを通じて、本人が移籍への思いを語る。

 ポルトガル1部の名門スポルティングCPがCDサンタ・クララの日本代表MF守田英正の獲得に向けて正式オファーを出したことを受けて、以前、獲得を目指していたフェネルバフチェSKが所属するトルコでもこの件について話題となっている。

 トルコメディア『フォト・マック』は4月5日、「以前フェネルバフチェが移籍先だと言われたモリタが、かなり思い切った発言をしている」として、ポルトガルメディアで掲載された守田のコメントを紹介している。

 2021年1月に川崎フロンターレからサンタ・クララに加入し、1年半が経とうとしている。すでにその間にも、複数クラブが獲得を希望してきたと伝えられている。しかし2024年6月まで複数年契約を結ぶサンタク・ララは、守田を簡単には手放さずここまで来た。

 そうしたなか、守田はポルトガルメディアに対し、次のように語ったという。

「私はスポルティングから興味を持たれていることを認識しています。私のキャリアには新たな挑戦が必要です。また、この件について、サンタクララにも知らせています。スポルティングへの移籍は人生のチャンスです」

 フェネルバフチェ側からすると、もしかすると、本人ではなく、サンタ・クララの意向により、これまでもトルコ行きも実現しなかったのではないか――。そんな疑念も浮かぶわけだ。

 ただ守田がサンタ・クララと契約を結んでいる状況であるのも事実。W杯を挟み、さらに価値が上がるかどうか、そのあたりもクラブとしては見極めたいに違いない。

 ポルトガルメディア『オ・ジョーゴ』によると、スポルティングはすでに下交渉を経て移籍金350万ユーロ(約4億7000万円)の条件をサンタ・クララに提示。しかしサンタ・クララは500万ユーロ(約6億7000万円)以下で売却しないと強気だという。またパス(保有権)の20パーセントを保持することも主張しているそうだ。

 一方、『レコード』ではサンタ・クララの会長はスポルティングからのオファーを認め、条件によっては交渉が近日中にまとまる見込みであると報じている。

 守田に関しては、過去にも他に、ポルトガルのFCポルト、SCブラガ、イングランド・チャンピオンシップ(2部)ハル・シティAFCなども獲得を検討していると言われてきた。あるいはフェネルバフチェが再オファーを出すことも!?

 守田を巡る動き――。今シーズン末に何かしらの“決着”を迎えるのか!? 

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[文:サカノワ編集グループ]

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