マジョルカ同僚が語る久保建英デビュー戦「タケからはより良くしようとする…」
マジョルカの久保建英。 ※マジョルカの公式インスタグラムより
35歳の司令塔サルバ・セビルは完敗を受け止める。
[スペイン1部 3節] バレンシア 2-0 マジョルカ/2019年9月1日/エスタディオ・デ・メスタージャ
RCDマジョルカの35歳のベテランMFサルバ・セビルが0-2の敗戦を喫したバレンシアCF戦のあと、これからの国際Aマッチ期間の中断期間を生かして「この時間を上手く生かして、より良く改善したい」と語った。また、この日スペインリーグでのデビューを果たして、久保建英についてもコメントをした。
2017年から在籍するセビルは、チームが今季最初のアウェー戦で敗れリーグ2連敗を喫したことに、「この中断期間は修正するために良い時間になる。次のゲームの準備をするとともに、これまでの戦いを取り戻さなければいけない」と、この2週間が重要であると強調した。また、マジョルカの一員として初めて公式戦に臨んだ久保とヤニス・サリビュルについて、「タケとサリビュルからは、この状況をよりよく改善をしたいという強い欲求が感じられたね」と語った。
サリュビュルはアレクサンダル・トライコフスキとともに最初のカード(2枚替え)で64分に、そして久保は79分に”切り札”で投入。いずれも前線を活性化することが期待されたものの、チャンスを作り出すことはできなかった。
7年ぶりの1部リーグ復帰を果たしたマジョルカは、リーグ開幕のSDエイバル戦(〇2-1)で勝利したが、2節レアル・ソシエダ(●0-1)、3節バレンシア(●0-2)と連敗。1勝2敗(2得点・4失点)で14位に順位を下げている。
そして日本代表の久保は9月5日にカシマサッカースタジアムでキリンチャレンジカップ(親善試合)のパラグアイ代表戦、10日にアウェーのヤンゴンでカタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選のミャンマー戦に臨む。
中断期間のあと、マジョルカは9月13日にホームでアスレティック・ビルバオと対戦する。
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[文:サカノワ編集グループ]