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【Jリーグ】「理念強化配分金」再開、優勝チームに2.5億円。最大2年間で5億円獲得可能

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サカノワスタッフ

写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

降格救済金は廃止に。

 Jリーグは1月30日に理事会を開き、2024年度のクラブ配分金を発表した。

 2024年度の主な変更点は「新方式による理念強化配分金の再開」「ACLサポート配分金の総額および配分方法の変更」「降格救済金の廃止」。

 新方式による理念強化配分金が再開され、2024年度の理念強化配分金は、2023 シーズンの競技順位と人気順位に基づき支給基準額が決まる。

◎競技順位
☆前年J1リーグ戦年間競技順位(J1 1~9 位)に基づく受給資格分
総額約16億円

◎人気順位
☆年間ファン指標順位(DAZN 視聴者数等 1~9 位)に基づく受給資格分
総額約5億円

◎競技順位
J1リーグ (単位:百万円)
年間順位 理念強化配分金
    24年 25年 合計
1位 250  250 500
2位 180  180 360
3位 150   70  220
4位 150    –   150
5位 120    –   120
6位 90      –   90
7位 70      –   70
8位 60      –   60
9位 50      –   50
計 1,120  500 1,620

◎人気順位(単位:百万円)
指標順位 配分金
1位 170
2位 120
3位 70
4位 50
5位 40
6位 30
7位 25
8位 20
9位 15
計 540

 ACL サポート配分金は、2024年度の理念強化配分金再開に伴い、2023年度まで ACL出場クラブへの総額4億円から5000万円へに変更される。前年J1リーグ戦年間順位10位以下のクラブがACL2024-25に出場する場合、該当クラブが支給対象になる(天皇杯優勝、前シーズンACL優勝で最大2クラブが該当)。その場合該当クラブで按分される。

 また該当クラブがない場合、ACL出場クラブで按分される。

 そして、2023年度からの配分金見直しに伴い、2024年度より前シーズンの競技順位に基づく降格救済金が廃止される。すでに前年1月に決定されている。

 その他の配分金・賞金(主な変更なし)は次の通り。

・均等配分金は、J1クラブ 2.5 億円、J2クラブ 1 億円、J3クラブ2000万円で変更なし。 ※上記には、公衆送信権料(均等配分)のほか、Jクラブ支援費として配分しているアカデミー支援費など クラブ数に応じて均等に配分しているものを含む。

・ファン指標配分金は、総額13.6億円(前年比 0.2億円増)で、DAZN視聴者数等で配分。

・リーグ事業協力費は、総額1.8 億円で変更なし。

・公衆送信権料(傾斜配分)は、アウェークラブ側ローカル局でのみ放映される場合のルールを追加。

・商品化権料、toto 交付金(単一試合くじ)の変更なし。

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・明治安田Jリーグ、JリーグYBCルヴァンカップ、FUJIFILM SUPER CUP の賞金に変更なし。

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