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伊東純也が日本代表にいれば…イラン戦でほしかったプレー連発。ランス対ロリアン戦で実戦復帰、さっそくフル出場

日本代表での伊東純也。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

週刊誌騒動を経て、フランスでピッチに立つ。試合は0-2で敗れる。

 スタッド・ランスは2月12日のフランス1部リーグ21節、FCロリアン戦とのアウェーゲームを0-2で落とした。ランスは公式戦4試合勝利なし。カタール・アジアカップに日本代表として臨んだ伊東純也が実戦復帰を果たしてフル出場。また中村敬斗もスタメンでピッチに立ち、71分までプレーした。

 週刊新潮の報道を受けて、日本サッカー協会(JFA)はアジアカップを戦っていた伊東純也の日本代表からの離脱を発表。伊東を欠いた日本は2月2日の準々決勝イラン戦を1-2で落とし、3大会ぶりの優勝を逃した。

 そして所属先のランスは伊東を全面的にサポートする一方、女子へのあらゆる暴力を排除することには賛同していくと声明を発表。チームに合流して約1週間、伊東はさっそく4-3-3の右ウイングで先発した。

 久々の実戦となる伊東はややキレを欠いたものの、自陣から中村へのダイナミックなサイドチェンジ、相手の背後を突く動き、裏への抜け出し、縦のドリブルでの仕掛け、状況に応じて逆サイドまでかけるなど素早いプレッシング――。アジアカップのイラン代表戦に伊東がいれば……と思わせる、日本がほしかった(チームに不足していた)プレーを連発していった。

 加えて中村も、サイドチェンジをさらに伊東まで折り返したり、チャンスではまず伊東を探したり……「7番」を意識したプレーをしていたように見えた。

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 しかしシュート数は23本対17本とスタッド・ランスが上回ったものの、カウンターをまともに食らって2失点。伊東と中村をはじめアフリカネーションズカップに臨んでいた代表組が復帰したものの、最後までしっくり噛み合わなかった。

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