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【鹿島】開幕の名古屋戦、鈴木優磨がメンバー入りへ。ポポヴィッチ監督「連れて行きます」。柴崎岳は間に合わず

鹿島のポポヴィッチ監督.。写真:竹田桃子/(C)Momoko TAKEDA

右頬骨骨折から復帰、先発? スーパーサブ!?

[J1 1節]名古屋 – 鹿島/2024年2月23日18:00/豊田スタジアム

 J1リーグ鹿島アントラーズのランコ・ポポヴィッチ監督が2月22日、翌23日の名古屋グランパスとのリーグ開幕戦に向けたオンラインによる取材に応じて、この一戦とシーズンへの意気込みを語った。

 チームが2月20日にSNSで公開したトレーニングの様子では、右頬骨骨折から復帰した鈴木優磨が全力で走る姿がレポートされている。果たして名古屋戦に間に合うのか――。その質問を受けたポポヴィッチ監督は「対戦相手のためには隠しておきたいところですが……」と切り出して、期待の集まるエースについて「優磨は一緒に練習していますし、もちろん、試合には行きます」と語った。

「(柴崎)岳、優磨のようなチームの軸になる選手を欠くのは、どのチームであっても痛いことだと思います。ピッチ上のみならず、ピッチ外でも大きな存在です。その選手を欠くのは、チームの痛手になります。もしもプレーできる状態であれば、チームと一緒に闘う。それがチームの力になると考えています」

 柴崎はまだ間に合わないが、指揮官は「優磨は連れて行きます」と明かした。果たして先発はあるのか、あるいはスーパーサブとしてスタンバイするのか――。その起用法にも注目が集まる。

「今回は開幕戦ですが、シーズンは12月まで続きます。我々がまず考えたいのは良いスタートを切ること。良いスタートを切り、もちろん最高の結果で終わるということ。そこを目標にしていますし、そのためには、長いシーズン、どんな試合であっても高いモチベーションで、持っているものを一つ残らず出し切っていきます。全力でやり切ります。それが我々がやっていきたいこと、変わらず見せ続けていきたいです」

 鹿島からのオファーを受けて、好調だったセルビアリーグのFKヴォイヴォディナ・ノヴィサドからの快諾を得て再来日を果たした。セルビア出身でオーストリアの国籍を持つポポヴィッチ監督は、1年を通じて進化を遂げていく鹿島を見せたいとも強調していた。

「試合ごとに、私たちがアップデートした姿、成長した姿を見せ続けたい。プラスアルファを見せ続ける。試合ごとに成長していくところを、シーズンを通して見せていくことが、私の望んでいる姿です」

 鹿島は2024シーズンJ1の1節、23日18時から豊田スタジアムで名古屋と対戦する。そしてホームのカシマスタジアムでの初陣は3月2日15時からのセレッソ大阪戦だ。

Posted by 塚越始

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