【浦和】50メートル弾チアゴ・サンタナ「自己最長ゴールです」「最初は岩尾選手へパスを出そうと思っていた」
チアゴ・サンタナ。写真:石橋俊治/(C)Toshiharu ISHIBASHI
「ゴールが自分にとって何より大切」。FC東京から鮮烈の先制弾。
[J1 6節] FC東京 2-1 浦和/2024年4月3日19:33/国立競技場
J1リーグ6節、浦和レッズはチアゴ・サンタナ(THIAGO SANTANA)のゴールで先制したものの1-2でFC東京に逆転を許し、今季リーグ2敗目を喫した。
劣勢を強いられていたなか、チアゴ・サンタナはハーフウェーライン付近約52メートルのスーパーゴールを決めてみせた。前に出ていたFC東京GK野澤大志ブランドンの頭上を越えたあと、ドライブ回転がかかったボールが、ゴールネットに吸い込まれた。
「分析では(野澤が)ビルドアップに関わることは知っていましたが、ゴールシーンに関しては、自分がボールを持ってターンをして、GKが前へ出ているのが見えた瞬間、自分の判断でシュートを打ちました」
「酒井選手からボールを受けて、最初は岩尾憲選手にパスを出そうとしましたが、パスを出す時にボールがバウンドしていて、FC東京のディフェンダーも来ていたのでドリブルに出て、そこでシュートの判断をしました」
ちなみに、これは自身にとってのキャリア最長ゴールになったそうだ。
「これまでで最長のゴールです。今まで何度かあれぐらいの位置から狙ったこともありますが、入ったのは今回が初めてです」
このゴールが、チアゴ・サンタナにとっても、ゴール量産へのキッカケになるかもしれない。自身もそのような好感触を得ていた。
「(PKに続き、流れからは初めて)ゴールが自分にとって何より大切でした。新しいチームとあってフィットするまで時間がかかり、なかなか決められずにいましたが、これから勝利のために貢献したいです。自然と自分が点を決められるようになると思います」
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浦和はFC東京と2勝2分2敗(いずれも9得点・10失点)で並ぶ勝点8で10位(FC東京9位)。次節4月7日は、ホームでサガン鳥栖と対戦する。